宇宙(そら)は家

宇宙(そら)へ還ろう! 
五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
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水のようにさらさらと流れてゆく生命(3)

2021-03-10 09:34:21 | 祈り
                  (前日からの続き)
その習慣を解き放っていくものは何かというと、
やっぱり祈りであって、いつも言いますように、
祈りというものは、自分の生命を宣り出してゆく、
本当の生命を宣り出してゆく、そういう
ものですね。
だから、痛いとか苦しいとか辛いとか、
痛がっている自分がある、肉体の自分がある。
だけども元々の自分は痛みもしなきゃ辛がりも
しない自分がある。
どうかしてそこへ自分の想いを届かせたい。
だけどそれを焦って苦しんで背伸びをして、
そこへ行かなくちゃ行かなくちゃって思うと、
これまた駄目で、これはやっぱり自己完成にも
何にもならない。

自己完成というのは人類愛から始まる
というのは、つまり私どもの世界平和の祈り、
世界人類が平和でありますようにという、
自分(個人)を思うと同時に人類を思う、人類の
中の一人としての自分、人類とつながっている
自分を思う。
そのことが即ち、宇宙とつながる、宇宙の本源の
生命、宇宙神の生命、宇宙神から分かれて来た
生命、そことつながる。
それが本来の人間の姿ですね。
                (つづく)