のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2021.11.13のお稽古(口切)

2021-11-15 11:34:24 | 茶道
初めての口切です。

床に軸と壺が網に入って飾られています。
壺の中には、この日差し上げる濃茶(三種が袋に入っている)・薄茶が詰められ、封印が施されています。

正客から「お壺の拝見を」の所望を受けて、亭主は壺の網を脱がせて封印を切ります。

「いずれのお茶をを差し上げましょうか」と亭主は問います。 
壺の中の茶名を書いた「御茶入日記」が事前にまわされていますので、客はその中から指定します。
亭主は、濃茶と薄茶を挽家に(左に濃茶、右に薄茶)取り出して再度封印を施します客は壺を順次拝見し(小習の壺荘り通り)、お詰めは「御茶入日記」を下座にあずかります。

お菓子 「紅葉ういろ」(生ういろうです。)

茶事では、壺を下げた後、初炭手前・懐石と進みます。
その間に水屋では茶を挽き、飾り緒を結びます。

今日は後炭手前のお稽古です。

四カ伝のお稽古
台天目 (I)
盆点  (H)
和巾  (K)
の間に盆略点前の復習をします。
最後は全員で飾り緒の結び方を習います。

なかなか思い通りに収まってはくれません。