のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2024.11.23のお稽古(口切の茶事)

2024-11-23 19:43:21 | 茶道

後座の花

 黄菊・野紺菊・照葉(沙羅)

花入 萩掛花入れ(陶兵衛)

 ● 口切りの茶事(中略)

初入り

床に掛軸と網に入った茶壷を飾ります。

御茶入日記を回して、希望のお茶を決めてもらいます。

いよいよ口切です。

挽家の蓋・壺の蓋を開けて「いずれのお茶を差し上げましょうか」と正客にたずねる。

詰め茶(薄茶)を上合に少し出して希望の袋を取り出す。

濃茶の袋と詰めの茶を挽き屋に入れて、残った詰めの茶を壺に戻します。

壺のふたに封をして印を押し、正客の前に拝見に出します。

御茶入日記・茶上合を下げて拝見が終わるのを待ちます。

定座に戻って、正客の問いに答えます。

 茶壷 膳所焼(陽炎園)

 口覆い 利休梅緞子

 ● 初炭手前

初炭手前に続いて懐石ですが、省略して主菓子を出します。

粟善哉に栗の甘露煮・ゆず柿・沢庵を添えて。

中立をします。

後座の床

 ● 濃茶付花月(写真省略)

 ● 壺荘付花月

干菓子 柚子琥珀(式亭製)

席入り後、迎えつけの後すぐに帛紗を腰に付ける。

折据を持ち出し、回す。

月は、壺を定位置に持っていき、網を脱がせて拝見に。

拝見が終わった壺を網に入れて、一ひねりして自席に戻る。

亭主が壺を下げる時に、客は四畳半に進む。

亭主は乳緒を壺に乗せて月の前に持ち出し、花月の準備をする。

花が点前座に進み、総礼をしたら月は乳緒を結び始めます。

結び終わったら、床に飾って花月に参加します。

薄茶三服を点てます。

花月の床は、諸荘が約束ですが、茶事の流れのなかでの花月なので、軸ははずしてあります。