のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2024.04.06のお稽古

2024-04-07 15:57:51 | 茶道

用意した花材から、こちらを入れてくれました。

花 雪柳・玉の浦椿

花入 備前焼筒(般若心経の彫りがあります)

待合の短冊 「軽燕受風斜」(けいえん かぜをうけて ななめなり)

稽古終了後に残った花材を入れました。

諸葛草・金魚葉椿・玉之浦椿

諸葛草・黒椿・大紫露草

 月が変わって、四月は透き木釜のおけいこです。

気温が高くなってきたので、火を塞ぐ釜を出しました。

●初炭手前

炭斗の位置、鐶・香合の位置がずれていますね

羽 野雁

香合 染付 隅田川(型物香合番付西の前頭)

桜紋透き木釜

●茶入荘

主菓子 菜の花金団

茶入に由緒がある点前です。

拝見が終わって戻ってきました。

茶入に敷いた古帛紗は離しません。

●続き薄茶

濃茶の後に後炭を省略して、続けて薄茶を差し上げる点前です。

干菓子 つじりの月・桜ふわふわ

拝見が終わって戻ったところ。

茶入 瀬戸の肩付き

茶杓 仙叟(写し)・「花曇り」

仕覆 望月間道

薄器 桜椛細工中次

●茶筅荘

 茶入、茶杓、茶碗以外の道具に由緒がある場合の点前。

 濃茶・薄茶共に出来ます。

茶碗 山桜絵(加藤松香)

今日は薄茶点前です。蓋置に由緒があります。

茶杓 桜材

 稽古終了後に花見に出かけることにしました。

数年ぶりに千鳥ヶ淵に行きましたが、まるで隅田川の花火のよう。

立ち止り禁止、左側通行、外国人の観光客の増加。

そのうえどの木も太い枝は切られており、ソメイヨシノらしく房になって咲いている木は少なかったです。

半蔵門から九段下を望む。

九段下から半蔵門に向かって。

この場所の花筏が素敵なのよねぇ