のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2024.10.19のお稽古(四ケ伝)

2024-10-20 14:56:00 | 茶道

花 尾花・萱・木槿・藤袴・秋桜

花入れ 桂籠

菓子 京のおまんじゅう(俵屋吉富製)・月よみ山路(松葉屋)・柿

三種の菓子を縁高に用意します。

 ● 四ケ伝

唐物(I)・盆点(O)・和巾点(K)

 ● 小習

干菓子 吹き寄せ

菊絵茶碗

高台が高く菊絵も施されています。

 ● 入子点

新しい杉木地の曲げ建水が約束です。(写真は春慶塗)

この点前は、運びをするのが困難な人や、道具の持ち出しに危なげな人などが、客に気遣いをさせないための点前です。

稲穂に雀絵の茶碗

仕舞付けは、茶碗の水を捨てた後茶巾で茶碗を清めて、茶巾を絞り替えて仕舞います。

水指は置いたまま、建水を持って下がり、後方に置き挨拶をします。

入子点では拝見を請いません。

 ● 大津袋

包帛紗と同様で、棗を大津袋で包んで濃茶器として扱います・

利休の妻、宗恩が、大津から京都に米などを運ぶ袋から考案されたといわれ、この名があります。

 涼しさが増してきた季節に、火を近づけて水を遠ざける点前ですが、外は30度の真夏日です。

秋は何処へ行ったのでしょう?

 



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