花 尾花・萱・木槿・藤袴・秋桜
花入れ 桂籠
菓子 京のおまんじゅう(俵屋吉富製)・月よみ山路(松葉屋)・柿
三種の菓子を縁高に用意します。
● 四ケ伝
唐物(I)・盆点(O)・和巾点(K)
● 小習
干菓子 吹き寄せ
菊絵茶碗
高台が高く菊絵も施されています。
● 入子点
新しい杉木地の曲げ建水が約束です。(写真は春慶塗)
この点前は、運びをするのが困難な人や、道具の持ち出しに危なげな人などが、客に気遣いをさせないための点前です。
稲穂に雀絵の茶碗
仕舞付けは、茶碗の水を捨てた後茶巾で茶碗を清めて、茶巾を絞り替えて仕舞います。
水指は置いたまま、建水を持って下がり、後方に置き挨拶をします。
入子点では拝見を請いません。
● 大津袋
包帛紗と同様で、棗を大津袋で包んで濃茶器として扱います・
利休の妻、宗恩が、大津から京都に米などを運ぶ袋から考案されたといわれ、この名があります。
涼しさが増してきた季節に、火を近づけて水を遠ざける点前ですが、外は30度の真夏日です。
秋は何処へ行ったのでしょう?
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