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のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2024.11.09のお稽古(小習)

2024-11-09 17:05:49 | 茶道

床 関 南北東西活路通

花 つわぶき

花入 青磁魚耳付

薄板 矢筈板

待合の短冊 「開門落葉多」

 ● 初炭手前

炭斗 瓢(ふくべ)

紙釜敷はわさを中にして懐中する

湿し灰は「くの字」を始まりとする

炉になると炭は大きくなります

香合 織部(おりべ)のハジキ香合

 ● 濃茶運び点前

主菓子 亥の子餅

初心に帰って、運び点前です

備前(いんべ)の茶入

玄々斎(写し)の茶杓

 ● 薄茶運び点前

干菓子 柚子琥珀・花七宝

    やま柿

水指 御本

茶碗 萩(十四代坂倉新兵衛)

棗 唐物写独楽棗(宗廣)

内隅狙いに座ります

茶杓 春慶塗

 炉開きのお約束:三部【おりべ・ふくべ・いんべ】

炉開きでは、古来、「三部(さんべ)」を取り合わせるのが良いとされるというので、それに倣い、その三つをしつらえました。


大学のお稽古(学園祭②)

2024-11-03 20:53:42 | 茶道

学園祭二日目を迎えました。

昨日とは打って変わった晴天に恵まれ、二日目とあって動きもスムーズです。

コロナの影響で5年間休部を余儀なくされた昨年の10月、新しいメンバーで活動を再開してから1年でこの日に漕ぎ着けました。

学業の合間をぬって、稽古と後輩の指導に当たってきた三年生にとっては、感激もひと際だったようです。

初期メンバーの三年生

頑張って和装で臨みました。

三月に卒業した先輩が陣中見舞いに駆けつけて下さいました。

卒業後も茶道のお稽古に通っているそうで、嬉しい報告でした。

亭主と半東でお礼のご挨拶です。

学生のご家族が揃って来てくださいました。

二日間を無事に終わる事が出来まして、ほっとしています。

お客様ファーストで、臨機応変の対応を少しは理解できたかな?

 


大学のお稽古(学園祭①)

2024-11-02 19:45:20 | 茶道

 

学園祭の初日を迎えました。

一般的なお茶会は、事前にお茶券を購入した人(特定の人)を対象にしています。

呈茶席は、当日又は事前に茶券を購入した人(不特定の人)が対象ですので、臨機応変の対応が求められます。

 一日目は悪天候にかかわらず、用意したお茶券が完売になるという盛況のうちに終わりました。

床、焼き物、名残りの茶席、菓子、香合の話を熱心に聞いていただいて嬉しかったです。

ほとんどの方が初めての体験ということで、「美味しかった」「雰囲気が良かった」等、

途中で退席する人もなく、喜んでいただけたようです。

非日常の時間を少しでも味わっていただけたら幸いです。

お菓子は金団「錦秋」と銘をつけました。

菓子鉢からの取り回しは避けて、懐紙に一人分づつ乗せてお出しします。

一年生のお点前に三年生の半東です。

可愛いお客様も見えて、薄め・温め・少なめの注文を頂きました。

最後の席は、先生方をお迎えして、緊張のお点前でした。

最後まで正座して下さったお客様は、痺れを切らせて立てなくなりますので、胡坐をお勧めしました。

教え子のお点前に感動されていました。

少人数の部員で、粗相もなく、良く頑張りました。

明日も、お客様にくつろいでいただけるよう、”おもてなし”を頑張ります。


大学のお稽古(2024.10.31)

2024-11-01 13:56:53 | 茶道

花 吾亦紅・不如帰・小菊・竜胆・風船カズラ

諸荘

軸「茶の湯とは ただ湯を沸かし茶を点てて 飲むばかりなる事と知るべし」

  利休百首より

香合 法隆寺古材で「鈴虫香合」

 学園祭前の最後の稽古です。

 ● 薄茶棚点前

 ● 薄茶棚点前

替え茶碗で仕舞付け

替え茶碗を膝前に取り込み、「お替えでお仕舞いたします」

棗 夕顔蒔絵大棗

茶杓 玄性作「若駒」

 ● 薄茶棚点前

 ● 薄茶棚点前

姿勢が良いです

水を扱った後の「引き柄杓」

 ● 薄茶運び点前

茶酌を清めます。

理想的な所作です。

稽古翌日の今日は、茶席、水屋、受付等の準備です。

三年生を中心に、初めての茶会の準備が整いました。

明日は、大勢のお客様が来て下さることを願います。