今回は、イギリスを二週間かけて一周する予定です。
レンタカーでイギリスを巡り、
① スコットランドの野に咲く花を見る。
② イギリスの主要な植物園を訪問する。
③ イギリスの著名なガーデンを訪問する。
④ イギリス各地の都市と名所旧跡を訪ねる。
が旅の主な内容です。
出発前に、日本の書店で、イギリス全土のロードマップを入手して、構想を練りました。
昨年のアメリカ横断旅行の経験から、二週間で何とかなるとは思いましたが、各地の世界遺産などの観光に、どの程度の時間が割けるかは、やってみなければ分かりません。
車の旅は、渋滞や駐車場探しなどがスケジュールに大きく影響します。
植物園はその日の天候次第で滞在時間が大きく異なります。
ネットで情報を収集しても限界があるので、その都度臨機応変に対応するしかありませんが、それこそがツアー旅と異なる楽しさ、魅力なのです。
旅には、リスクと困難が待ちかまえますが、それを克服した時の喜びは、何ものにも代えがたい充実感をもたらします。
なので、平穏な暮らしがお望みであるなら、今回のような旅は絶対にお勧めしません。
レンタカー会社の駐車場でナビに、イギリス最初の宿泊地である、ヒースロー市のシャリマーホテルのアドレスを入力しました。
今夜は、飛行機の到着が遅れた場合や、ヒースロー空港は入国審査に時間が掛かるとの情報を考慮して、空港に近いホテルをネット予約しました。
ホテルの選択は、安価で駐車場があることを最優先としました。
少し緊張しながら、ナビのアナウンスに従って、一般道に車を進めました。
前ページで記したように、ナビのアナウンスは英語ですが、案ずるよりも産むが易しでした。
右ハンドル車は運転しやすく、ナビの英語も「abouto 300 yard、 turn left」などと、中学生の英語レベルなので、初めてはしる道路も、迷うことなく運転することができました。
「な~んだ、心配して損したな~」
「それにしてもあのレンタカー会社の若造が余計なことさえ言わなければ、不安に満ちた、異国からの客が不快な思いをせずに済んだのに (怒!)」
イギリスの交通ルールは基本的に日本と同じですが、日本にはない交通システムとして「ラウンドアバウト(環状交差点)」があります。
これは、交差点が円形となっていて、そこに進入した車は「円形の道路を右周りに周回しながら、目的とする道路に出る」という交通システムです。
このラウンドアバウトでは、右手から来る車に優先権があります。
このようなイギリスの交通事情を、事前にネットで学習しました。
特に、塩崎潤(しおさき じゅん)さん主宰の「e-ドライビング」というページがとても参考になりましたので、感謝と敬意を込めてご紹介し、リンクさせて頂きます。
塩崎さんのページは、何度も繰り返して読ませて頂きました。
御陰様で、無事故、無違反で帰国することができました。
本当にありがとうございました。
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