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旅の概要とドライブの準備

2012-06-29 13:05:54 | イギリス一周 花の旅

 今回は、イギリスを二週間かけて一周する予定です。

 

 レンタカーでイギリスを巡り、

 

 ① スコットランドの野に咲く花を見る。

 ② イギリスの主要な植物園を訪問する。

 ③ イギリスの著名なガーデンを訪問する。

 ④ イギリス各地の都市と名所旧跡を訪ねる。

 

 が旅の主な内容です。

 

 出発前に、日本の書店で、イギリス全土のロードマップを入手して、構想を練りました。

 

 昨年のアメリカ横断旅行の経験から、二週間で何とかなるとは思いましたが、各地の世界遺産などの観光に、どの程度の時間が割けるかは、やってみなければ分かりません。

 

 車の旅は、渋滞や駐車場探しなどがスケジュールに大きく影響します。

 

 植物園はその日の天候次第で滞在時間が大きく異なります。

 

 ネットで情報を収集しても限界があるので、その都度臨機応変に対応するしかありませんが、それこそがツアー旅と異なる楽しさ、魅力なのです。

 

 旅には、リスクと困難が待ちかまえますが、それを克服した時の喜びは、何ものにも代えがたい充実感をもたらします。

 

 なので、平穏な暮らしがお望みであるなら、今回のような旅は絶対にお勧めしません。

 

 レンタカー会社の駐車場でナビに、イギリス最初の宿泊地である、ヒースロー市のシャリマーホテルのアドレスを入力しました。

 

 今夜は、飛行機の到着が遅れた場合や、ヒースロー空港は入国審査に時間が掛かるとの情報を考慮して、空港に近いホテルをネット予約しました。

 

 ホテルの選択は、安価で駐車場があることを最優先としました。

 

 少し緊張しながら、ナビのアナウンスに従って、一般道に車を進めました。

 

 

 前ページで記したように、ナビのアナウンスは英語ですが、案ずるよりも産むが易しでした。

 

 右ハンドル車は運転しやすく、ナビの英語も「abouto 300 yard、 turn left」などと、中学生の英語レベルなので、初めてはしる道路も、迷うことなく運転することができました。 

 

 「な~んだ、心配して損したな~」

 

 「それにしてもあのレンタカー会社の若造が余計なことさえ言わなければ、不安に満ちた、異国からの客が不快な思いをせずに済んだのに (怒!)」

 

 イギリスの交通ルールは基本的に日本と同じですが、日本にはない交通システムとして「ラウンドアバウト(環状交差点)」があります。

 

 これは、交差点が円形となっていて、そこに進入した車は「円形の道路を右周りに周回しながら、目的とする道路に出る」という交通システムです。

 

 このラウンドアバウトでは、右手から来る車に優先権があります。

 

 このようなイギリスの交通事情を、事前にネットで学習しました。

 

 特に、塩崎潤(しおさき じゅん)さん主宰の「e-ドライビング」というページがとても参考になりましたので、感謝と敬意を込めてご紹介し、リンクさせて頂きます。

 

 塩崎さんのページは、何度も繰り返して読ませて頂きました。

 御陰様で、無事故、無違反で帰国することができました。

 本当にありがとうございました。

 

 

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レンタカーを借りる

2012-06-29 10:21:18 | イギリス一周 花の旅

 空港ターミナルでポンド紙幣を入手した後、レンタカー会社に出向きました。

 

 空港ターミナル内の、レンタカー会社のカウンターへ行きますと、人影はなく、18番バスストップへ行けと掲示されていました。

 

 18番バスストップにはレンタカー各社の名前が掲げられ、各社のマイクロバスが定期的に発着していました。

 

 

 

 私が予約したハーツのバスが来たので乗り込むと、バスは幾つかの空港ターミナルを巡り、空港脇のフィスへ向かいました。

 

 オフィスに到着すると、カウンターに4~5人の客が並んでいました。

 

 

 私はネットで予約したバウチャー(予約票)を持参しましたので、直ぐにに手続きは終了し、いよいよ、イギリス旅行の相棒となるレンタカーとご対面です。

 

 

 車種は日産のQASHQAIです。どう読むのでしょう? クァシュカイでしょうか、日本ではデュアリスと呼ばれているようです。

 

 車体の周囲を見回すと、後部バンパーにかすかな傷を見付けたので、返却時のトラブルを避ける為に、デジカメで記録しました。

 

 

 イギリスでは、オートマチック車は殆どないと聞いていましたが、案の定、用意された車はマニュアル車でした。

 

 私はマニュアル車が好きですが、もう6年以上もマニュアル車を運転していないので、クラッチ操作に慣れるまで、何度も交差点でエンストを起こしました。

 

 

 海外での運転は、昨年のアメリカに続き二度目となります。

 しかしイギリスは、日本と同じ右ハンドルですから、精神的に随分楽です。

 

 車の走行メーターを確認すると、累計5667マイルと標示されていました。

 新車も同然で、車内は清潔ですから、気持ちの良い旅ができそうです。

 

 

 ウインカーやフロントライトのボタンをチェックし、最後にナビを確認すると、日本語の設定が見当たりません。

 

 昨年のアメリカではレンタカーに日本語対応のナビが付いていたので、今回もてっきり日本語が用意されるだろうと、思い込んでいました。

 

 直ぐにハーツのカウンターへ戻り、若い男性職員に日本語対応のナビに替えてくれるように依頼しました。

 

 

 ところが、この会社では欧州言語のナビはあるが、日本語に対応したナビは無いとの返事でした。 

 

 「えー・・・」と嘆いていると、「英語をもっと勉強すれば」と、全くもって非礼極まりない発言のおまけ付きです。

 

 瞬時には言葉もなく「オオ!」と声を上げると、隣の女性職員は目を伏せましたが、若い男性職員は「その通りでしょう」みたいな顔でドアの後ろに下がっていきました。

 

 英国のハーツレンタカーでは職員に対し、日本では当たり前の、基本的な「おもてなし」の接客マナー教育はなさそうです。

 

 自分の財布で、世界を旅するようになってから、そのレベルが世界標準であることを認識しました。

 

 特に若い人は、日本国内に留まらず、海外へと積極的に足を運んで欲しいと思います。

 

 

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