冬が、雪が、海が
それと背中で吼える?いや微笑む夜叉の刺青が
健さんに似合わないはずがない。
健さんと海!
たまらんですね~~
ミナミのネオンと健さん!
ご馳走だ!
妻の故郷で猟師をしている修治は
元はおっそろしくどうしようもない極道だった。
過去は随所にフラッシュバックされる。
堅気になって三人の子持ちになり、
女房の実家で
どてらを着てこたつでうたたねをするような平穏な毎日が
いかにもワケ有風の女の出現によって
元の黙阿弥に・・・??
同じ監督の「駅 STATION」に比べ、より
作品としての完成度が高いと思った。
感傷に流されない巧みな台詞のせいか
ベストな配役のせいだろうか。
木村大作のカメラは
どっちも素晴らしいけれど!
修治(高倉健)の
啖呵はかっこいいけど
女(田中裕子)の色香に惑わされて
思う壺にはまっていくのは少々情けなかった。
女によって
男の内面にくすぶっていたものがあからさまになったのか。
田中裕子は
「天城超え」が好きな方は必見の色っぽさだが
女から見ると、あざとい台詞や場面も多いので、
見ているうちに
「ああ、健さんそんな言葉に乗っちゃダメ」
「それは嘘だから」
「その目に惑わされるな!」
挙句
「全く健さんともあろうものが!」
と憤慨し、
錯乱してしまった。
修治にぞっこん惚れている(いしだあゆみ)→妻は
いつものいしだあゆみよりちょっぴり抑え気味で(爆)
でも地声で吼えるシーンと
鼻を赤くして泣くシーンはやっぱりあった!(爆爆)
対照的な二人の女の対決はなかなか見もの。
よけいな台詞が無くても
十分心情が伝わってくるのは役者がそれぞれいい味出しているからか。
あき竹城と田中邦衛の猟師夫婦、
小林捻持が演じるチンピラ
ビートたけしのダメ男ぶり、
どしっと構える乙羽信子、どんぴしゃりである。
思わせぶりなラストもウィットに富んでいる。
ミナミの女親分(奈良岡朋子)に
「骨の髄まで極道や」といわれる修治だが
女には弱いのが 「難」!
しかし結局のところ、
女二人どっちを取るか?というよりも
「海かミナミかどっち?」だったのかも。
今思ったんだけど、
ビートたけし(タケシか)って、
健さんになりたかったのね。
監督 降旗康男
脚本 中村努
撮影 木村大作
音楽 佐藤允彦 トゥーツ・シールマンス
美術 今村力
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それと背中で吼える?いや微笑む夜叉の刺青が
健さんに似合わないはずがない。
健さんと海!
たまらんですね~~
ミナミのネオンと健さん!
ご馳走だ!
妻の故郷で猟師をしている修治は
元はおっそろしくどうしようもない極道だった。
過去は随所にフラッシュバックされる。
堅気になって三人の子持ちになり、
女房の実家で
どてらを着てこたつでうたたねをするような平穏な毎日が
いかにもワケ有風の女の出現によって
元の黙阿弥に・・・??
同じ監督の「駅 STATION」に比べ、より
作品としての完成度が高いと思った。
感傷に流されない巧みな台詞のせいか
ベストな配役のせいだろうか。
木村大作のカメラは
どっちも素晴らしいけれど!
修治(高倉健)の
啖呵はかっこいいけど
女(田中裕子)の色香に惑わされて
思う壺にはまっていくのは少々情けなかった。
女によって
男の内面にくすぶっていたものがあからさまになったのか。
田中裕子は
「天城超え」が好きな方は必見の色っぽさだが
女から見ると、あざとい台詞や場面も多いので、
見ているうちに
「ああ、健さんそんな言葉に乗っちゃダメ」
「それは嘘だから」
「その目に惑わされるな!」
挙句
「全く健さんともあろうものが!」
と憤慨し、
錯乱してしまった。
修治にぞっこん惚れている(いしだあゆみ)→妻は
いつものいしだあゆみよりちょっぴり抑え気味で(爆)
でも地声で吼えるシーンと
鼻を赤くして泣くシーンはやっぱりあった!(爆爆)
対照的な二人の女の対決はなかなか見もの。
よけいな台詞が無くても
十分心情が伝わってくるのは役者がそれぞれいい味出しているからか。
あき竹城と田中邦衛の猟師夫婦、
小林捻持が演じるチンピラ
ビートたけしのダメ男ぶり、
どしっと構える乙羽信子、どんぴしゃりである。
思わせぶりなラストもウィットに富んでいる。
ミナミの女親分(奈良岡朋子)に
「骨の髄まで極道や」といわれる修治だが
女には弱いのが 「難」!
しかし結局のところ、
女二人どっちを取るか?というよりも
「海かミナミかどっち?」だったのかも。
今思ったんだけど、
ビートたけし(タケシか)って、
健さんになりたかったのね。
監督 降旗康男
脚本 中村努
撮影 木村大作
音楽 佐藤允彦 トゥーツ・シールマンス
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