磨きこまれて黒光りした廊下を真っ白な足袋がツツツ~っと走る。
市川雷蔵が大阪船場の15代続いた足袋問屋の跡取り息子
“喜久ぼん”、「ぼんち」を演じています。
この喜久ぼんがまた女にもてる。
めかけの2,3人は男の甲斐性と言われた?らしい時代です。
原作があの財前五郎を生んだ
山崎豊子だけありひとりひとりの人物描写が鋭く書き込まれていて、
脚本もそれに準じています。
特に雷蔵の母親役山田五十鈴の「婿取り娘」ぶりは必見。
家をとりしきる祖母・毛利菊枝(怪演)にくっついて、
嫁・中村玉緒をいびる、
とてもすごいシーンがありました。(ネタバレするからヒ・ミ・ツ)
若尾文子演じる芸者ぽん太の“あっぱれめかけ道”ぶり、
京マチ子のお色気、草笛光子の美しさ、
越路吹雪のモダンガールぶりなど見所満載。(み~んな、喜久ぼんのめかけ/愛人!)
この映画を「女は強し」とする方もいるでしょうが、
ぼんちもなかなかどうして、たいした男です。
私はぼんち道ここに見ました。
船場言葉が軽妙で味わいがあり、後味すっきりです。
人生はケ・セラセラ~~
1960年:監督は市川崑
撮影は宮川一夫
ぼんち@映画生活
■ブログランキング参戦中よろしゅうお頼み申しあげまする!!
市川雷蔵が大阪船場の15代続いた足袋問屋の跡取り息子
“喜久ぼん”、「ぼんち」を演じています。
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原作があの財前五郎を生んだ
山崎豊子だけありひとりひとりの人物描写が鋭く書き込まれていて、
脚本もそれに準じています。
特に雷蔵の母親役山田五十鈴の「婿取り娘」ぶりは必見。
家をとりしきる祖母・毛利菊枝(怪演)にくっついて、
嫁・中村玉緒をいびる、
とてもすごいシーンがありました。(ネタバレするからヒ・ミ・ツ)
若尾文子演じる芸者ぽん太の“あっぱれめかけ道”ぶり、
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ぼんちもなかなかどうして、たいした男です。
私はぼんち道ここに見ました。
船場言葉が軽妙で味わいがあり、後味すっきりです。
人生はケ・セラセラ~~
1960年:監督は市川崑
撮影は宮川一夫
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