荒くれ男が集まるドヤ街が舞台。
酔い覚ましにバケツの水をかぶった勝新が、
「手術するからドス一本持ってこい!」
ピストルの弾が腹にくいこんで、
のたうちまわる怪我人に
消毒のための酒をぶちまける。
メスの代わりに「ドス」「デバ包丁」で手術です・・
度胸もあって喧嘩もめっぽう強い「先生」(勝新太郎)は
次第に荒くれ男たちのヒーローになっていく。
三隅研次の演出がスピーディで小気味良い。
面白い台詞がぽんぽん飛び交うと思ったら脚本は新藤兼人。
「お前たちはまったく馬鹿が鉢巻つけたようなやつらだな」
東野英治郎のおまわりさんがいい味でからんでいる。
こんな豪快な役はやっぱり勝新でなければ!と思わせるはまり具合だが、
ちょうど「座頭市」も平行して撮っていた頃の作品で、
油、乗っています。
荒っぽいけど、人情味あふれる「大人のメルヘン」だった。
1966年 監督 : 三隅研次 脚本 : 新藤兼人 撮影 : 森田富士郎
音楽 : 小杉太一郎 美術 : 内藤昭
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酔い覚ましにバケツの水をかぶった勝新が、
「手術するからドス一本持ってこい!」
ピストルの弾が腹にくいこんで、
のたうちまわる怪我人に
消毒のための酒をぶちまける。
メスの代わりに「ドス」「デバ包丁」で手術です・・
度胸もあって喧嘩もめっぽう強い「先生」(勝新太郎)は
次第に荒くれ男たちのヒーローになっていく。
三隅研次の演出がスピーディで小気味良い。
面白い台詞がぽんぽん飛び交うと思ったら脚本は新藤兼人。
「お前たちはまったく馬鹿が鉢巻つけたようなやつらだな」
東野英治郎のおまわりさんがいい味でからんでいる。
こんな豪快な役はやっぱり勝新でなければ!と思わせるはまり具合だが、
ちょうど「座頭市」も平行して撮っていた頃の作品で、
油、乗っています。
荒っぽいけど、人情味あふれる「大人のメルヘン」だった。
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