ルリマツリに似ているからこの名がついたとか。夏から秋まで次々と
花を見せてくれます。

この庭に植えて、もう5,6年、落葉樹の木の下、半日陰にいます。
そのせいか、毎年花の咲くのは8月も半ば過ぎから。
冬は地上部は枯れてなくなりますが、春にはちゃんと顔を出します。
背は高くはならず、横に広がり、伸びた先に花をつけます。
ルマツリやアメリカンブルーよりも少し小さな花で、写真では
うまく撮れなかったのですが、どちらよりも濃いきれいな青紫色です。
中心にピンク色をかすかに帯びているのがお洒落な感じです。

上の写真の中の尖っているのが花の蕾。
ここから1、2個ずつ順番に咲いていきます。
下の写真は咲いている場所全体。
他のものに混じって、自然なグランドカバーです。
風に揺れて咲く様子は可愛いものです。

今回は花ではないのですが、珍しい体験をしました。
実は、数日前に庭で羽化したばかりのアゲハチョウを見たのです!

ずい分前、あの台風14号の前日、鉢植えしているイタリアンパセリの
上に大きなアゲハチョウの幼虫を見つけました。黄緑色に黒の縞模様の
綺麗な幼虫、もう5cmぐらいになっていて、なんと大事なイタリアン
パセリを黙々と(!)食べているのです。迷いました。
でも、ここまで大きくなっていて、しかも庭によく来るアゲハチョウに
なるのだと思うと・・・ 決心しました!このまま育ってもらおうと。
台風にもめげず、それからもよく食べ、その数日後、しっかりとさなぎに
なってパセリの茎にくっついているのを発見。
イタリアンパセリはと言うと・・・茎だけ残して丸坊主!!
決心したものの、これでしばらくサラダにもスープにも・・・とチョッピリ
残念でした。
それからずい分・・・いつになったら・・・それともダメなのかしら・・・
数日前の朝、庭に出たらナント羽化したアゲハチョウが鉢の縁に止まって
いるではありませんか!大きな感動でした。まだ、羽が乾ききってないの
でしょう、写真を撮るのに近づいても逃げませんでした。
後で見に行ったら、無事に飛んでいったようです。アゲハチョウの姿に
なったのを見せてくれた気がしました。
茶色のさなぎの抜け殻がパセリの茎についてるのが見えるかしら?
イタリアンパセリはアゲハチョウの幼虫の大好物らしく、蝶がこの葉に卵を
産むのでよく見かけます。
でも、ここまで育った(育てた?)のは初めて!
そして、大事なパセリはと言うと・・・?
さなぎになっている間に、写真のように中央から新芽が・・・今では、
かなり大きくなっています。その内に収穫できそうです。

ついでに、1ヶ月ほど前にUPしたルリマツリを・・・
高さ90cmぐらいになってたくさんの花をつけています。
まだ蒸し暑い日々、このブルーが爽やかです。ちょっと
枝が暴れ気味で、横の水場を半分覆っています。
葉色が面白くて庭木の足元にグランドカバーとして植えたアジュガ。
植えてもう数年になるでしょうか?
上のは濃い緑、その色も一様ではありません。下のは斑入り。中心の赤い色が
かわいいです。どちらの葉も複雑な色合いで魅力的!
おまけに、5月ごろのアジュガの花は見事です。(クリックして見てくださいね!)
葉はランナーを出してどんどん増えます。春に比べてかなり広がったので、
来春の花はかなり楽しみです♪
日陰を明るくし、庭に変化を与えてくれるので、地味ながら今では庭になくては
ならない存在です。


植えてもう数年になるでしょうか?
上のは濃い緑、その色も一様ではありません。下のは斑入り。中心の赤い色が
かわいいです。どちらの葉も複雑な色合いで魅力的!
おまけに、5月ごろのアジュガの花は見事です。(クリックして見てくださいね!)
葉はランナーを出してどんどん増えます。春に比べてかなり広がったので、
来春の花はかなり楽しみです♪
日陰を明るくし、庭に変化を与えてくれるので、地味ながら今では庭になくては
ならない存在です。


カクトラノオが咲き始めました。

今から思えば、去年この花に憧れて苗を1つだけ植えたのでした。が、実は
その事を全く失念していたのです。
1週間ほど前に、庭の手入れをしていて、ボッグセージやラベンダーセージの
花壇の奥から茎を伸ばして1つだけ蕾をつけているものに気づきました。
どう見てもカクトラノオの固い蕾のようですが、それでもしばらく考えないと
何故そこにそれがあるのかを思い出しませんでした。
かわいそうに、奥から茎を花壇の縁まで必死に伸ばして、そこでやっとかすかな
太陽に巡りあえたのでしょう、硬い花穂をつけていたのでした。
その健気さに心打たれて、申し訳ない気持ちの中で、周りの葉を片付けて
日当りを確保しました。
するとどうでしょう、2,3日でこのように色づき可愛い色をのぞかせて
きました。
さらに数日で、下の写真のように可愛い花をいっぱいに・・・
たった1つの花穂ですが、忘れないでねと必死だったのでしょう。こんなに
茎を伸ばして、また咲き始めてからは自らの花の重さに倒れながらも、また
太陽を目指して上へと・・・
強い花だからこそなのでしょうが、その強さに感動しました。来年は
いい所へ移してあげましょう。


夏の花、アメリカンブルー・・・今年は何故か咲き始めが8月になってからと
遅くて気になったのですが、咲き始めると毎日沢山の花を付けてくれます。
毎年、スタンドに乗った鉢で、芝生の真ん中の特等席にいます。
部屋の中からも良く見える所にあって、ふと目をやると、暑い
太陽を浴びて元気に咲いているのが見えるのです。そして、
爽やかなこのブルーの色は涼しさにあふれ、つかの間、暑さを
忘れさせてくれます。
夏にはそう思いますが、結構秋遅くまで咲くのですが、そうなれば
なったで違和感はないのが不思議です。気に入って毎年植えるのですが
残念ながら外では冬越しはしないのです。家の中にもスペースはなく
1年ごとの更新です。

花を大きくして見ると・・・
中央の部分が、しべと同じ白い色で染められて可愛いのです!
この白とブルーの色、これが涼しさを感じる秘密なのかしら?
メドーセージの名で馴染みの
この花がやっと、8月末から
咲き始めました。
濃い紫の花色が鮮やかです。
毎年、芽出しが遅いのですが、
その内に庭のあちこちから
顔を出します。
今年は何度か植え替えたので、
きっと成長も悪かったのでしょう。
まだ、背丈も60cmほどにしか
なりません。
心待ちにしたこのセージの花が、
やっと 庭のそこかしこで
見られそうです。
スノードラゴン
葉はヤブランよりも細く、スッと立ち上がる姿が
すっきりとしています。白い線が筋になって入り、
暑い夏にもとても涼しげで好きです。
1年中葉はこのままなので、冬の庭や寄せ植えなどで
大活躍です。
8月の半ばごろより伸びた花穂は沢山の花をつけま
す。花は数ミリと小さく可愛いです。アイボリー色の
小花は咲くと小さいながらもベルの形です。
(この写真は8月20日頃に写しています。)

ヤブラン
ヤブランの葉も斑入りですが、スノードラゴンと比べると、
白というより、黄緑色がかっています。やはり常緑で
半日陰でもいいのが気に入って庭の何ヶ所かに植えて
います。緑の少なくなった冬場の庭に有り難い存在です。
スノードラゴンよりも遅れて出てきたこちらの花は紫、
スノードラゴンと同じく小さな玉のような蕾が可愛いです。
でも、これは咲くと開き、小さな花の真ん中に黄色い
しべが見えます。
穂の下方に開いているのが見えるかしら?