いよいよ最後になりました
朝から張り切って残り2日のロンドンへ出かけました
地下鉄もバスも慣れて乗り換えもスムーズでした~~
まずはロンドン塔へ
ここは中世のイギリスの王の血なまぐさい事件でも有名で
様々な拷問用の器具もあってぞっとする雰囲気でしたね~
そこからタワーブリッジを渡ってテームズ川の反対側に出てのんびりと歩きました~!
偶然タワーの上からブリッジが上がって船が通るのが見えたのはラッキーでしたが
川岸から見たかったな!
橋の上からロンドン塔を見ながら遠くにはこんな現代的な建物も見えてるんですよ
有名なロンドンアイと呼ばれる観覧車
船の行きかう広いテームズ川でした!
ホテル近くのケンジントンパークの近くで
アガサクリスティーの購入して住んでいた家も探しました
これも主人のこだわり・・・
過去に有名な人が住んでいて今は他の人が住んでいるので中を見ることはできませんが
古いうブループラークと呼ばれるものが壁に取り付けられていて
昔の家を残しているのはさすがイギリスです
夏目漱石の下宿した家もやはりブループラークがついています
ケンジントンパークの中にあるケンジントン宮殿
最近までウィリアム王子一家が住まわれていた場所
市民がジョギングをする広いケンジントン公園の中に普通にあって
今は中を見学できます
王室が市民に近いことを感じました~♪
22日は雨になりましたが
本格的な雨はこの日だけだったのは天候に恵まれました
ロンドンから列車に乗って3,40分のウンンザーに出かけました!
ウィンザー城はエリザベス女王の留守の時には一般に公開されています
バッキンガム宮殿と同じように衛兵に守られて
ちょうど11時からの衛兵交代を見るのを楽しみにしていたのですが
雨で中止・・・ガッカリでした・・・
城のある高台からウィンザーの町を眺めます
ウィンザーの町のテームズ川の景色が雨に煙って静かな絵のようです
この橋を渡るとあの有名なイートン校があるんですよ
ウィリアム王子もここの卒業生だそうです
イートン校の正門
周りには寄宿舎になっている建物が並んでいて
こちらで言う中学生から高校生ぐらいの生徒が出入りしていました
辺りを歩くイートン校の学生の後ろ姿ですが
制服がわかりますか?
燕尾服なんですよ!!
前から見ると白いシャツの首元には白い大きな蝶ネクタイのようなカラー
まさに小さい紳士
世界が違うんですね~~
上流階級の通うイートン校にイングランドの国を見る思いでした~!
午後はオックスフォードへ行った主人と別行動!
私はのんびりとロンドンを歩いてみました
地下鉄も面白かったですよ~
ビッグベンと国会議事堂
ウエストミンスター寺院
コベントガーデンのマーケットも見て歩きました~♪
ここを出てまた地下鉄に乗ろうと思ったら
なんと閉まっていて次の駅まで歩くようにとの指示!
日本ではありえないことですよね~
仕方ないのテクテクと~^
ま、それも街歩きとして面白かったですけどね~~(^^ゞ
これで疲れてしまって予定していたリバティーデパートは
行くのをやめることになったのはちょっと残念でしたが・・・
夕食はやはり気になっていたパブへ
パブの懐かしいカウンター
このパブは昔の馬車の宿だったところを今ではパブにして
中は昔のままでなかなか雰囲気がありました
外は超満員でしたが中はガラガラ・・・
でもこの古い場所が気に入って中でゆっくりとビールで乾杯してパブメニューを頂きました
すっかりパブになじんだ日々でした~♪
23日は午後のフライトでいよいよ日本へ帰る日で
朝早めにホテルから近いケンジントンパークやハイドパークを散歩しましたよ~♪
寒かったのですが緑の多い広い広い公園で
リスを見たり小鳥の鳴き声を聞いたりしながら
朝の一時を過ごしてロンドンに別れを告げました
長い長い記事をずっと載せてしまいました・・・
今回は1か月という長さでイングランドに滞在し
貴重な経験をたくさんしました~♪
素晴らしい日々でついつい
自分にとっては懐かしいイングランドの記録になって
長い記事になりました
コメントは気にしないでくださいね!!
寒いほどだったイングランド思い出しながら
ここの所の暑さに庭も水やりだけでほったらかしにしてしまっています~(^^ゞ
いよいよ旅の最後のロンドンです
カントリーサイドを旅してきた身にはロンドンの Waterloo駅の喧騒の中に着いて
あまりの人人・・・に違和感を覚えるほどでした
さっそく地下鉄でPaddinton駅まで出てホテルにチェックイン
やっと大きな荷物から解放されました!
ロンドンの南 チェルシーにあるカーライル記念館を見に行くという主人に
その近くで何か別の場所をと探す私にガイドブックにありました、大きな園芸店!!
さすがに5月にあの有名なチェルシーフラワーショーのある場所
The Chelsea Gardener チェルシー・ガーデナーというロンドンでも人気のお店とか
ここで主人を待つことにしてゆっくりと見学です
今日は久しぶりに花ブログらしく園芸店を一緒に見てくださいね~~(笑)
店はこの辺りの大きなHCぐらいの広さがあって
園芸に関するものがなんでもあるようで日曜とあって人がいっぱい買い物に来ていました
ウチで咲くスイートピーもイギリスのものだったなって思い出しました
これらは淡いピンク、濃い紫、ミックス、どれも香りが強いと書いてあります
いろんな種や苗を見ているのも楽しかったですよ~
あまりにお洒落な店内にお店の方に写真を撮っていいかどうか尋ねたら
「もちろんどこでも撮ってくださいね~♪」って~~
にっこりしながら言ってくれてうれしいですよね~♪
庭にちょっと置きたくなるようなものや
ガーデニング用のエプロンも手袋もそのほかどれもお洒落なんですよ
ここが日本なら買いたいものがいっぱいですが
大きな荷物があるのでかさばる物や重いものはダメだし・・・
飾り方もなかなか素敵でしょう?
買えないとわかっていても1つ1つ丁寧に見てしまいました~(*^_^*)
盆栽コーナーもあって海外では人気なんですってね!
決してお年寄りの物ではないんですよ~
苗のコーナーにも行ってみましたよ
こういう店はいくら見ていても楽しいですね~~
1人でゆっくり見てられたのは楽しかったです!
主人と落ち合ってまたのんびりと街歩き
こんなパブを見つけて思わずシャッターを切ったのですが
いくらガーデニング好きでもやりすぎではないのかなと思うほど!
街の中ですごく目立っていましたよ!
その後でホテルに近いノッティングヒル駅から近くのアンティーク通りへ
アンティークのこんな店が軒を連ねていますよ~♪
5時を過ぎて店は閉まっていたのですが
ぶらぶらとウィンドショッピングも楽しい時間でした~♪
次回もう1回ロンドンを載せて最後にしますね~
いつまでも終わらない旅行記ですが
コメントは気にしないでくださいね~♪
さてだらだらと旅行記事を続けているうちに1か月前のことになりました
大急ぎで終わらせたいのですが
今回の場所が今回の旅行の中で私が一番行きたかったドーチェスター!
ほとんどの方が知らない町ですよね?
トーマス・ハーディーの彫像
ドーチェスターはイギリス南西部のドーセット州の州都
とはいっても観光的には何もない町ですが
すべてトーマスハーディーの町なんですよ~♪
19世紀の作家の描いた場所や住んだ家がそのまま残っていて
ハーディーファンにはたまらない場所です!
まずはホテル
事前に検索する中で見つけたのが The Casterbridge
迷わずここに決めました
なぜってハーディーの小説 The Mayor of Casrbridge「カスターブリッジの市長」はもちろん
他の小説の中でこのドーチェスターはカスターブリッジと名付けられて登場します!
ホテルは夫婦でやっているB&Bに近い雰囲気でとても素敵~♪♪
奥さんはフレンドリーでハーディが好きで迷わずここを選んだんですよ~!て言うと
ハーディーは小さいころにこの前を通って学校に行っていたんですってよ~!って~~
それが何の不思議もない町なんですね~
もう最初からワクワクしていました
夕方でしたがまずは町歩きに出かけました
ホテル前のハイストリートを少し歩いて北の方へ曲がってみると
なんとぶつかったのが
やはり小説の中に出てくるHANGMANS COTTAGE(死刑執行人の家)
今では人が普通に住んでいるのですがこんな札がかかったまま・・・
昔のままに残っていることに感動!
小説の中ではもっと陰気な雰囲気で出てきていたのですが
こんな町中にあったのにはびっくりです
そこで出会った犬の散歩中の老婦人がこの先にハーディーの彫像があるわと教えてくれました
それが上の写真ですが翌日に探すつもりがすぐに見つかって
やはり小さい町なんだと思いました!
それにしてもこの町はすべてハーディーなんですね~♪
ハーディーが大好きで主な小説はすべて読んだわ!って言うと皆さんとっても喜んでくれました~!
翌日は一日かけてハーディーの足跡を訪れました
Hardy's Cottage(Hardy's Birthplace) ハーディの生家
これはドーチェスターの郊外 Higher Bockhampton ハイアー・ボックハンプトンにあって
タクシーで15分ほど・・・
2時間後に迎えに来てくれるように頼んでゆっくりと散策しました
ここも他の例にもれずNational Trustが管理して
貴重なものはきちんと守る、その考えが徹底しています
まずはお庭から
6月半ばの庭にはたくさんの花が咲いて
本当に見事に管理されています
とっても素敵なバラも見つけて~(*^_^*)
入り口付近には白いツルバラが誘引されていて
足元には濃いピンクのスイトピーがたくさん咲いていました!
ね、かわいいでしょう?
昔ハーディーは犬を飼っていたそうで雰囲気もきっとこうだったんでしょうね~
ここから入ると
こんなダイニングルームがあります
この家はハーディーのおじいさんが建てた家で
ハーディーが生まれて小学校に通ったのもここからで
彼は幼いころのここの思い出をとっても大事にしていたそうです
向こうに見えるバイオリンは父親も彼もひいたもので
ここで書かれた小説 Under the Greenwood Tree「緑陰の下で」に描かれている日々は
まさに経験したものだったのでしょう
部屋にいた解説の方と話してたら
この小説の中の主人公 Dewy はハーディーの父親のことだと思うわって~!
ここに置いてあったノートに死に瀕した彼について
ここで母親が昔作った料理を思い出してメイドに作ってもらったが
もう食べる力はなかったけどその匂いが部屋に広がって
このコッテージでの幼い日々を思い出したと・・・
2階の部屋に上がると
昔のままの机の上・・・
ここで先ほどの Under the Greenwood Tree や
後に映画にもなった Far form the Madding Crowd 「はるか狂乱の群れを離れて」などが書かれたのですが
ここで外を見ると当時は周りの森が見えたのでしょうか
その自然の中で起こる人間模様を悲劇的に書いたいくつもの小説を思い出しながら
ここのコッテージをゆっくりと見回りました
周りはこんなウッドランドが広がりここを歩いてみて
そのままハーディー小説の舞台になっているようで感動しました
もっとあちこち歩いてゆっくりとしたかったのですが
ここからもう1つの場所にタクシーで移動しました!
Max Gate マックスゲイト
建築を勉強していたハーディーが自分でデザインした家で
エマと結婚後にここに移って生涯ここで暮らしています
ここもナショナルトラストが管理していて
最近になって一般公開されるようになったらしいです
素敵なお部屋がいっぱいなんですが
書斎だけ載せますね~
机の上には暖炉の前でくつろぐハーディーの写真があって
これがまさにこの部屋!
この暖炉の前で写されたものでこの部屋もそのまま残されているんだと感激でした~♪
ここでハーディーは先ほどの The Mayor of Csterbridgeや
Tess of the d'Urbervilles「ダーバーヴィル家のテス」、Jude the Obscure「日陰者ジュード」、
The Woodlanders「森林地の人々」などを書いています
これらの小説の名前はイングリッシュ・ローズの名になっていますね!
ウチの玄関の赤いバラがこのテスなんですよ~♪
帰りはホテルまでフットパスを歩くことにしました
やはり途中でわからなくなり出会った人に聞いて最後は野原をつききっていくとのことで
野原は足のももの方まである背の高い草が茂っていて歩きにくく時間がかかりました
不安になりながらも主人と方向は間違ってないよね~と
向こうに見える車の通る道を目指して・・・
ホテルに着いたときにはさすがにホッとして疲れましたね~~
歩くのが楽しくなって最後の目的地の Stinford Church スティンフォード教会へも
フットパスを歩来ました
ハイストリートを歩いてGrey Bridge橋を渡ってからフットパスに入ります
フロム川に沿う小道が見えますか?
さっきと途中まで同じなのに気づいてちょっとがっくりしましたが
原っぱを通らなくてこの小道に入ればよかったのね、なんて物知り顔で~(笑)
鴨や白鳥が泳いでる川を見ながらてくてくと歩きます
最高のお天気で青空がどこまでもきれいだったんですよ~♪
涼しくて歩くのは苦にならないのですがすっかり日焼けしました・・・
牧草地がどこまでも広がって昔の水路の後でしょうか
横目で見ながらどこまでも~~
ハーディーがドーチェスターの学校に通う際に
ここを通ったんだなって思うとそれもまたとても心豊かになる時間でした~~♪
教会に近づくと
森の中の様子にやはり小説の世界を見る思いでした
Stinford Church スティンフォード教会
ここはハーディーにとって教区の教会だったところ
Under the Greenwood Tree にはメルストック教会として出てきます
静かな教会にハーディの墓があり
彼の心臓が埋められています
それ以外はロンドンのウエストミンスター寺院に灰になって埋葬されています
芝生の中に3つの棺のような墓が並び
この真ん中が彼と最初の妻と没後に再婚した2度目の妻と一緒に葬られ
横には両親の墓、反対側にはそのほかの家族の墓があります
彼が亡くなったのは1928年のことでした
この教会の奥で
大きな木の下でひっそりと咲くこのきれいなバラがとっても印象に残りました~♪
この日は何時間歩いたでしょうか
それもゆっくりとした旅の楽しみでした~♪
この後でハーディーの資料がたくさんあるハーディー・ミュージアムに行ったのはもちろんです!
たった1日でしたが見たいものをほぼ見終えて
アガサ・クリスティーもここも日本人には全く会わなかったのですが
ガイドブックにも載ってない場所で興味ある人しか行かない場所だったのでしょうね
長い記事になってしまって最後まで読んでくださってありがとうございます
早く本来のブログに戻らないと・・・
~~~~~~~~~~~~~
ひどい台風が西日本を中心に大きな被害を残しましたが
皆さまのところはいかがでしたか?
無事に過ごされていますことを願っています
さていよいよダートムーアへの出発です!
ムーアMoorとは荒野という意味
ここはイングランドの南西部に広がる広大な国立公園ですが
ガイドブックには小さい地図で1ページのみ
とっても行くのは無理って思っていた場所です
デボン州に存在するこのダートムーアは
アガサ・クリスティAgatha Chiristie、ジョン・ゴールズワージーJohn Galsworthyなどの作家に
関連している場所で主人のこだわりでした~!
ガイドも請け負っている美穂さんのB&Bを見つけてラッキーでした!
行きたいところを列挙したメモを渡して
まず案内されたのはヘイトアにある‘ムーアランド・ホテル’
ここでアガサ・クリスティが最初の小説「スタイルズ荘の怪事件」を書きその舞台になったホテル
リビングには彼女の写真が掲げられています
あちこちで車を止めては案内してくれて後はすべて歩きます
まさに荒野、先に見えるのがヘイトア
あそこまで登りましょう!って言われてびっくりしましたが
おしゃべりしながら歩いてるうちにここまで来てさらに足元まで・・・
上に登って見渡したら気持ちが良かったですよ~♪
日差しの気持の良い最高の天気で青い空に白い雲がきれいです~
お天気も私たちに味方してくれたようでうれしかったですね~
はるか向こうに見えるのはハウンドトア
ここへも途中まで登りました
どこまでも雄大なダートムーアに感動して
イングランドにいるというのを忘れているような風景でした
大きなバス道は1本ヘイトアあたりには走っているものの
案内してくれるところへは細くてすれ違えないほどの道で
しかも両横には木々が茂って道のほかは何も見えないんですよ~
霧の出やすい場所でそうなるとちょっと先も見えず身動きが取れなくなるとか・・・
わかります!
Peteは道に詳しくてホントにガイドをしてもらって良かったです~♪
5時間余りのガイドを終えてダートムーアの中のウィデコム村にあるB&B‘Berrywood’へ
B&B Berrywoodはまさに大自然の中
心地よいとっても素敵なB&Bで美穂さんの心遣いも最高!
部屋の窓からの眺めは
こんなに雄大で周りにはほぼ家もなくこんなところにいることに安らぎを感じました~♪
ウディコム村はアガサの小説の中のMiss Marpleが住んでいる村のモデルになっているとか
教会を中心にした可愛い村でした
夕食は
教えてもらったRUGGLESTONEという古くからある村のPUBへ
村の人たちの楽しみの場のようで
カウンターにもたれてビールなどを飲みながら楽しそうにおしゃべりしている人たちで
一時は満員でした~♪
9時半ごろまで明るいので村をゆっくりと散策して夕食後の一時を過ごしました~♪
一人旅も楽しかったのですが
やはり感想を言い合いながらのおしゃべりタイムもある旅は楽しくホッとしますね~(*^_^*)
さて翌朝は早起きして
最寄駅ニュートンアボットまで送ってもらって
列車を乗り継いでアガサ・クリスティの別荘行のスタートです!
そうそうアガサ・クリスティーはここトーキーの生まれで
一時はイングランドのリビエラ海岸と呼ばれ華やかな保養地だったそうですが
今では少し廃れた保養地という感じは熱海を思い起こさせました(笑)
私たちもアガサが新婚旅行泊まったというグランドホテルに今夜の宿をとっていたので
大きな荷物を預けに行ったのですが
駅のすぐ横で海の前にあるホテルはその点便利でした
トーキーからペイントン Paigntonまでまた列車で行って
そこから別荘グリーンウエイGreenwayまでは蒸気機関車で出かけます
こんなかわいい蒸気機関車が数両の車両を引っ張って
久しぶりの真っ白な煙を味わいました
ここの名物の保存鉄道だそうです
こんな海辺を走って行きます
グリーンウエイの駅では学生の団体と一緒で
私たちはゆっくり歩いて離れました~~(笑)
ここからは別荘までは3,40分歩かないといけないんですよ~!
心配した道ははっきりとしていて
こんな道標が安心につながりました
だってこんな道をてくてくと歩くんですよ~^
今回の旅ではホントに毎日数時間は歩いています!
でもこういう道を歩くのは大好きで楽しく歩きました~♪
そしてとうとうやってきましたね、アガサ・クリスティーの別荘 グリーンウエイGreenway
ここもナショナル・トラストが管理していて
各部屋で質問に答えたり説明をしてくれたり丁寧な応対です
ここも素敵な部屋ばかりなんですがきりがないので少しだけ見てくださいね
アガサの写真が飾られ
窓の外には広大な庭が広がり気持ちの良い場所です
2階の部屋には初版本が並んでいる場所があってどれを読んだかなと眺めていました(*^_^*)
庭に咲く花でしょうか、ほっとする心遣いでした
庭に出て歩くと海辺に出ます
砲台ですがここも近くのボート小屋も小説の事件現場になっていて
ポワロが駆けつけて解決の道を探すんですよね!
向こう側にはこんな風景も見えてホントに広い場所にある別荘でした!
美穂さんのおススメでここからすぐの終点 Kingswareキングスウエアまで行って
フェリーで5分ほどの反対側に見える Dartmousダートマスに渡ってみました
ダートマスはこんなかわいい家の並ぶ港でした~♪
素敵な一日を過ごしてトーキーに戻り
トーキーの海辺を歩きながら
ゴールズワージーの「林檎の樹」の中のミーガンが
この辺りを彼を探して必死になって歩いたんだなと
本の中に感情移入していました・・・
さて翌日の午前中は更にコッキントン村へ出かけました
アガサが馬でよく散歩に出かけたという村でトーキーからは歩いて30分ほどとか・・・
イングランドでは足の長い歩幅の広い人による時間なので
私たちにとってはいつでも2割は余計に時間がかかるように思えました~(笑)
ホテルで道を尋ねて通りの名を確認しながら住宅街を上って行きました
緑のトンネルを抜けた先には
コッキントン村の茅葺の家が見えました!
ここへアガサは馬で来ていたのね、なんて思っていると
馬の乗った人が通って今でも乗馬道があるんだなって感激しました
どこを歩いてもこんな感じなんですが
どうも観光用にもなっているようでちょっとがっかり・・・
あまりにも大自然を見てきたからでしょうか・・・
昨日に続いてクリームティ―を!
デボン州はあちこちで乳牛が飼われていてクロテッドクリームの本場で美味しいでしたよ~
赤いポットの紅茶もたっぷり入っていて添えられた牛乳もたっぷりでした~♪
すでに林檎の実がなっていて
足元の草原にはイングリッシュ・デージーとバターカップの花がかわいいでした~♪
午後からはいよいよ列車でドーチェスターに向かいました~♪♪
長い記事を見てくださってありがとうございました
コメントは気になさらないでくださいね~
しばらく間が空いてしまいました・・・
時差ボケが取れなくてあらぬ時間に目が覚めたり眠れなかったり・・・
やっとそれも回復したようですよ~(*^_^*)
ここからは主人と6月14日の夕方4時にヒースロー空港で会って
そこからの10日間の2人での旅をつづりたいと思っています!
今回の私たちの旅の目的は英文学の作家の足跡を訪ねることでした~♪
ジェーン・オースティン・ハウス・ミュージアム Jane Austen House Musium
チョートン村 Chawton
ヒースロー空港からコーチ(大型バス)と列車を乗り継いで着いたのはウィンチェスターWinchester
ロンドンからだと1時間ちょっとの町です
翌日はさっそくバスで25分ぐらいのチョートン村へ
バスに乗ってお聞きした方が親切に降りるのはここの方が良いですよ~って教えてくださって
帰りはあそこから乗ってね~って~♪
こういう親切はホントにうれしいですね~~
バスを降りて10分ほどこんな道を歩きます
のんびりとした村の風景に心が和みます
見えましたよ、胸が高鳴ります~♪
道路側も花が素敵に植えられていてホッとしますね!
ちなみに上の建物の入り口のツルバラはブラッシュ・ノアゼット
蕾がいっぱいで咲き始めたばかりでした
まずは庭の素晴らしさに外から~~
手入れの良い芝生にボーダー花壇の花が映えています
木々ともうまくマッチして良い感じの庭ですね!
この名札のように上のアプリコット色のバラはオースティンにちなんだ‘Pride and Prejudice'(高慢と偏見)
しかも planted by Alan Titchmarsh とあるでしょう?
彼はイングランドの人気の園芸家で私の持っているバラの名前にもなっている人
なにか縁を感じてこのバラが欲しくなりましたよ~♪
中を見ていくときりがないのですが
ハウスの中にはオースティンにちなんだものがすべて残っています~♪
ここには1809年から1817年5月まで住んで
Sense and sensibility、Pride and Prejudice の改訂から Mansfield Park、Emma、Persuasionを
書き上げ出版をしたということです
そんな作品を書いた小さなテーブル
これには感動して近くの解説員の方に本物かどうか確認をしました~(*^_^*)
オースティンと母親と姉のカサンドラなどが仕上げた作品
素敵なキルトとレース仕事
これも確認したらオースティンもしただろうが家族で仕上げた作品とのこと
19世紀のその時代の布が使われたものなんですね~
オースティンも針を持ったんだと思うと特別なものに見えてきました!!
これも家族で仕上げたベッドカバーで
ここでこんなのを見るとは思わず、またそのままベッドにかけてあるのが素晴らしいことです!
再び庭を散策して外へ出ると近くには
こんな茅葺の家もありましたよ~
このジェーン・オースティン美術館はガイドブックにも載っていなくて
まずは主人がオースティンにこだわってあちこちと検索をして
行き方は日本語も英語もあちこちのブログや記事から探して
ウィンチェスターからのバスが出ていて実際に行けるとわかった時には
うれしくて思わず主人に見つけたよ~って叫んでました(^^ゞ
素晴らしい場所に来られたことに主人に感謝です~♪
午後は
ウィンチェスター大聖堂へ
1000年以上前に建てられたとのこと
ここにはチョートン村からウィンチェスターに引っ越して2か月で亡くなった
ジェーン・オースティンのお墓があります
床に墓碑銘があり花が飾られ偉大な作家を偲びました
町をのんびりと夕方まで散策して
こんな川べりも歩いてみました~♪
静かな場所で落ち着きます
小さいけど静かな町をたくさん歩いてすっかり気に入りました!
夕食はパブでローカルなエールaleと呼ばれるビールを飲みながら~~
翌朝は8時過ぎの列車でダートムアへ向かうべくスースケースを引きずりながら駅へ
ウィンチェスターの駅
そしてホームで
今回は列車移動ばかりなので日本で前もって8日間使えるパスを購入
普通車とは8日間の合計でシニアでは1万円しか違わないので1等車を買って
ちょっと楽な旅をしました~(*^_^*)
ここからニュートンアボットまで列車で3時間ほど
その駅で迎えてくれたのは次のダートムーアDartmoorでB&B Berrywoodをやっている美穂さん
バスでは行けないところなので
最寄駅からの送迎とガイドを申し込みました
ご主人のPeteと一緒にホームで迎えてくださって
また新たな1ページの始まりです!!
さらに続ける予定でしたが長くなるので次回に回しますね
なるべく回数少なく載せるつもりですが
自分の記録なので適当に飛ばして読んでくださいね~!
イングランドにいる最初の頃にGardenへ行った記事を載せたのですが
その時にipadのチャージが切れてカメラでの撮影になって載せられなかったので
帰国後に載せますねって書いたままになっています
今回はコッツウォルズのチッピング・カムデンの近郊のその素敵な庭から見てくださいね~♪
行ったのは5月30日でした
kiftsgate Court Gardenの入口です
ここは以前に載せたHidcote Manor Gardenから歩いて10分ほどの所
木々が茂る間の舗装道路をまっすぐに歩いたところです!
古い時代の建造物に誘引した藤の花がきれいに咲いていて
時期的にちょうどのタイミングのようです!
このガーデンは女性3代の手によって作られてきたそうで
私には繊細な女性らしさを感じて気に入りました~♪
ホワイト・サンク・ガーデンはとっても素敵な場所です!
バラがまだ咲いてなかったのですがホワイトガーデンになるのかなって思いながら・・・
ここは芝生のグリーンがとってもきれいで
それに合わさったボーダー花壇のグリーンが見事でしょう?
グリーンの色の違いだけでこれだけの見事な景色が出来上がるんですね~♪
木々と手前のシダの大きさがマッチして面白いなと~
向こうに見えるアリウムが面白そうで
ほらね、アリウムはどこのガーデンでもよく見ましたが
これだけの群生は迫力がありますね!
広さがないと真似できないですね~~
芝生の手入れの良さが際立っていて
ボーダー花壇がどこも素敵で目を奪われます・・・
このガーデンは小高い崖の上にあって庭からは
コッツウォルズの丘陵の景色が見渡せます
木々の向こうには村も見えていてあれはチッピング・カムデンなのかしら?
その段差を利用して
こんなロウアーガーデン(低い庭)が作られて
見上げる方は先ほどのガーデンなんですよね~
そしてこの低い庭からさらに下の方を眺めると
向こうには緑が広がってたくさんの羊が放牧されています~♪
この景色が気に入ってしばらくここに座ってのんびりとこの風景を眺めて癒されました!
他にもいろんな花が咲いていてついついカメラを向けてしまいます
アリストランチャの赤い花
これはゲラニウムかな?
これは日本のローゼンタムと同じかしら?
そんなことを思いながらの2時間近くをのんびりとここで過ごしました~♪
さっきの玄関のところで先ほどのタクシーと5時の迎えを約束して
来てくれたときはホッとしました~
タクシーで15分ほどのブロードウエイに戻って
バスまでの時間を少しそのあたりを散歩しました~♪
レストランのようでしたが蜂蜜色の建物が素敵でした
そして
ね、かわいいポストでしょう?
日本の昔のポストを思い出しながらここだけかなって思っていたら
どこもかも同じでロンドンでもこのポストでしたよ~♪
古いものを大事にするイングランドの思いを強く感じました~♪
こんなにのんびりした日を過ごしてもホームステイ先には6時過ぎに戻れましたよ!
9時半ぐらいに日の入りのこの時期のイングランドでは
6時というと昼間の明るさです!
こうして書いていると懐かしさを感じて行ったときのことを思い出しています~~♪