博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

冥王星のハート

2015年07月10日 | 宇宙開発・天文

 NASAの探査機ニューホライズンが、いよいよ準惑星冥王星に接近しつつあります。最接近は14日から15日の予定ですが、既に上のような鮮明な写真が地球に送信されています。本ブログではニューホライズンが打ち上げられた2006年1月19日以来、たびたび行程上のトピックスを紹介してきましたが、9年半の時を経て、ついに最初の目的地に辿りつくことになります。

 本ブログでの最初のニューホライズンの記事(2006年8月25日付け)です ⇒ http://blog.goo.ne.jp/ss18m/e/035204d47a126d5a38fb4aea97889ce8

 上の写真はNASAのホームページから引用させて頂いた、ニューホライズンが7月8日に送信した冥王星の写真です。冥王星は火星を思わせる薄い赤色をしています。写真右側に白っぽいハートを思わせる地形が認められます。このハート形の横幅は約2,000キロもあるそうです。来週の最接近時には、これよりさらに詳細な写真が送られてくることでしょう。

 ソースです ⇒ http://www.nasa.gov/image-feature/pluto-from-new-horizons-july-8-2015

 惑星探査は、数年から数十年の長い期間で実施されます。自分の人生の経過と合わせて感慨深いものがあります。NASA外惑星探査機ボイジャーなどは私が高校2年の時に地球を出発し、38年経った現在も宇宙観測を続けているのですから。冥王星は私が小さな子供のころから大好きな天体でしたので、ニューホライズンの到着まで生きながらえることができたことを幸運に思います。



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