宇宙快速船

という1961年制作の古い邦画を見ました。
千葉真一さん主演です。思い切り若い。私が１才のときの映画だから当然ですが・・・
映画の内容はぶっ飛んでいます。是非皆さんにも見ていただきたい！
ストーリーは海王星人が地球に侵略してくるのを若き宇宙科学者がヒーロー（思い切り脱力するコスチュームと気が遠くなりそうなガジェットです）に変装して（あくまで変身ではない）撃退するというお話（正体が主人公の宇宙科学者かどうかは最後まで明示はされない）。
海王星人による東京空襲の特撮が凄い。ハリウッドも真っ青。本当に40年以上前の映画なのかと驚愕します。この頃は戦後１６年、まだまだ戦争の記憶が濃厚に残っていた時代だからこその迫真性なのかもしれません。
　空爆を受けて木っ端微塵に吹っ飛ぶ政府与党本部の外壁の垂れ幕の「政暴法（政治的暴力防止法）で明るい社会」というスローガンに６０年安保直後の時代を感じさせて萌えます。