今日の参上新聞を何気なく見ていたら(普段まじめに目を通さないので)誰かのコラム欄に、刺身と日本酒の相性のよさについて蕩々と述べられているのが目に留まった。
読んでいてわかったのは、日本酒を持ち上げるため、他の酒を落とす、というレトリックを使用しているということだったが、本人が本当にそう思っているのであれば仕方がない。
問題は、事実と全く異なるという点であろう。
彼曰く、刺身にはビールも焼酎も何もかもが合わず、ただ日本酒のみ合うということであるが、このこと自体があまりにも大間違いであるのみならず、全ての魚種の刺身をまとめて、これまた全ての銘柄のアルコールをまとめて、「合わない」と言い放っている。
私は別に特定の酒の肩を持つものでもないし、また、他人の味覚や好みを見下すものでもない。まあ、あれこれ理屈を展開するのも面倒なので、一言、事実を述べて終わりにしたい。
①刺身は、普通に出される全てのアルコール類に合う。
②鰹の土佐づくりなどの赤身は、赤ワインと最高に合う。ただし薬味・唐辛子はたっぷり使うとよい。うまみがめちゃめちゃ増す。
③平目の刺身は焼酎のロックにすごく合う。ウォッカもよく合う。
④もし私が、いきなり日本酒を頼んだ場合、やはりつまみに刺身をたのむだろうが、むしろ日本酒には刺身以外に合うつまみが無さすぎるというべきではないか(つまりそれだけ酒の個性が強すぎる)とも言える。
⑤生きが悪くなって生臭い刺身は、せいぜい日本酒でべろんべろんに酔って(日本酒はすぐこうなるんだよな)舌が馬鹿になると、相性は良いかもしれない。
ということだ。
おわかりになられただろうか。
追伸:レモンの絞り汁、またはクエン酸の粉末を適宜かけるともっと良いですな。
読んでいてわかったのは、日本酒を持ち上げるため、他の酒を落とす、というレトリックを使用しているということだったが、本人が本当にそう思っているのであれば仕方がない。
問題は、事実と全く異なるという点であろう。
彼曰く、刺身にはビールも焼酎も何もかもが合わず、ただ日本酒のみ合うということであるが、このこと自体があまりにも大間違いであるのみならず、全ての魚種の刺身をまとめて、これまた全ての銘柄のアルコールをまとめて、「合わない」と言い放っている。
私は別に特定の酒の肩を持つものでもないし、また、他人の味覚や好みを見下すものでもない。まあ、あれこれ理屈を展開するのも面倒なので、一言、事実を述べて終わりにしたい。
①刺身は、普通に出される全てのアルコール類に合う。
②鰹の土佐づくりなどの赤身は、赤ワインと最高に合う。ただし薬味・唐辛子はたっぷり使うとよい。うまみがめちゃめちゃ増す。
③平目の刺身は焼酎のロックにすごく合う。ウォッカもよく合う。
④もし私が、いきなり日本酒を頼んだ場合、やはりつまみに刺身をたのむだろうが、むしろ日本酒には刺身以外に合うつまみが無さすぎるというべきではないか(つまりそれだけ酒の個性が強すぎる)とも言える。
⑤生きが悪くなって生臭い刺身は、せいぜい日本酒でべろんべろんに酔って(日本酒はすぐこうなるんだよな)舌が馬鹿になると、相性は良いかもしれない。
ということだ。
おわかりになられただろうか。
追伸:レモンの絞り汁、またはクエン酸の粉末を適宜かけるともっと良いですな。
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