色のことを考えるのはとても楽しい。
だけど楽しいのは2色まで。
ざらざらのブルーのガラスと
すべすべのイエローのガラス。
楽しい。
ざらざらのブルーのガラスと
すべすべのイエローのガラス。
でこぼこのオレンジのガラス。
まぁ 楽しい。
ざらざらのブルーのガラスと
すべすべのイエローのガラス。
でこぼこのオレンジのガラス。
ひび入りのピンクのガラス。
ん どうよ。いいの?
ざらざらのブルーのガラスと
すべすべのイエローのガラス。
でこぼこのオレンジのガラス。
ひび入りのピンクのガラス。
え ええっと ホワイトか? ん? あれ?
どうしよう・・・。なんか違うよ。
あちらを立てれば こちらが立たず。
ガラスの質感や透け具合
ガラスの色味。微妙な 微妙な 色具合。色の分量。
そんなのを頭に入れながらの配色作業。
5色目から ぐっと 難しくなる。
この ざらざらと このすべすべ はダメで。
この透け具合と この透け具合は 変・・。
なんて具合に。
おまけにそれから、色、 色、 色、だ。
パズルのように ガラスのピースを取り替える。
きりのない作業。
小さなランプのこの作業に、わたしは かなりの時間を使う。