本と私。

2007年12月12日 | 本と雑誌

やらなきゃ・・やらなきゃ・・・

と思いつつ、ついつい先延ばしにしていた事。

いよいよのっぴきならないとこまで来ました。

(ステンド以外の事で)

全然やる気が起きない。

で こんな時

急な腹痛。もしくは頭痛など起きないかと

密かに念じつつ、

待てど暮らせど体調に変化なし。

ため息ひとつついてから

ソファの上で「都築響一」さんの本を眺め始める。

こういうのをいったん手にすると夢中になってしまい

全て放り出して一日中何十冊の本を積み上げて

眺めること果てしなく。

こうなると食べるのも面倒になって

空腹もけっこう心地いい。

そんな風になってしまうのはわかってるんですが

逃げ道はやはりなくては。

なんて時間をつぶしてもやっぱり

やらなくちゃいけないことはなくならない。

あーー

今月は家から出られないよ。

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インソムニアさんの事。

2007年12月08日 | イベント・展示会

今回の個展でお世話になった(現在も)

インソムニアさんのお店の様子をこっそり教えます。

インソムニアさんは男の方二人で経営しています。

オーナーの樋口さん。(オーナーなのかな?)

スリムでちょいとハンサム。(あ かなり・・)

話し方も柔らかで、北海道ウォーカーの天野さんは

「フランス語」を話しているようだと言います。

な・なんて素敵な表現なんでしょう!

ほんと そんな感じなの。

なんとなく「ボンソワーーール」

↑ボンソワールってどんな意味だったっけ??

薪ストーブの薪をを入れる姿はとても品よく静かにゆっくりと。

お店の中はどんなに忙しくても走りません。

来るもの拒まず。

という樋口さんだから 私はここで個展をさせてもらえたのね。。。

なんて思っています。ありがとう!

私が何か心配事を訴えても、

「ん~ 大丈夫 大丈夫 」って言ってくれます。

この方がお父さんだったら

(もちろん私よりずーっと年下ですが・・)

0点のテスト持って帰っても、

「ん~ 大丈夫 東大行けちゃうよ」なんて言うかもしれない。

もうお一方はシェフの「市家」さん。

「市家」は下のお名前です。

個性的なめがねと帽子をいつもかぶっています。

めがねの下にはきらきらの目が二つ。

インソムニアのほとんどの料理担当です。

タイ風カレーも、豚の角煮もケーキやプリンも全部

市家さんのふたつの手から生まれる。

私のお勧めは「プリン」

美味しい~! これ一言。

人の目さえ気にならなければ、3個はいけるかな。

シフォンケーキは注文してから生クリームを泡立ててくれます。

「え あの カシャカシャの音は私のための生クリーム???」

と じーーーーん ときたものでした。

キーマカレーも美味しいし。

軟骨の唐揚げ。これはわたしの「好きのつぼ」

ビールに最高! 

豚の角煮もどうしてあんなにおいしくてやわらかいのか疑問。

お店の中が忙しくなると、樋口さんだけでは手が回りませんから

時々 シェフの市家さんも登場します。

その登場の仕方がいい。

ものすごく敏捷なのよ。さささささささささささっ。ってね。

やや万歳の両手にお皿を持って、

体をタテにヨコにと自由自在に曲げて決して人とぶつからず、

しかも音を立てずにさっっさか素早く運んでくれます。

でも両手に持っているお皿は動かないのよ。

忙しそうに料理を運んでいるときにも、

お客さんの質問には止まって答えてくれます。

そして答え終わったら さささささささささ~

と厨房に帰っていくんです。

はい。見事でございます。私はとうてい出来ない行動です。

ささささ~。と動いているのにそれが全く ほんと不思議なくらい気にならない。

どうしてだろう。。。。

ですから あまり大きな声では言えませんが、

お店が混んできて、お二人が忙しそうにしている空気を感じているのは

私 けっこう好きなんです。

こんな個性的なお二人がやっているお店「インソムニア」さん。

JR桑園駅とアクセスは決していい方ではありませんが

お近くにお越しの際にはどうぞ遊びにきてください。

女性一人でもゆったり過ごせます。

もちろん男性一人も渋くてかっこいい。

あー。で でも。

こんなにいろいろ書いていいのかなぁ・・・。

ごめんね。樋口さん。市家さん。

今から謝っておくから。。。

読んでいないことを祈ろう。

 


グリーンFMに行って来ました。

2007年12月05日 | お知らせ

平成18年7月に開局した南区のコミュニティーFMラジオ番組

「南区散歩道」-友達100人できるかな

というコーナーにゲストとして招待していただきました。

声をかけてくださったのは北海道ウォーカーの天野さん。

インソムニアの個展で初めてお会いしました。

天野さんはこのラジオ局で月~水曜日のPM12:00~15:00

「ホッとタイム」という番組のパーソナリティーもしています。

いろいろな顔を持つ天野さん。

好奇心いっぱい、元気のパワーがあふれています。

天野さんとのおしゃべりはとても楽しくて、

時間はあっという間に過ぎました。

「どんなことを話せばいいのかなぁ・・」

なんて行くみちみち考えていましたが

そんな不安はどこへやら・・・。

とてもリラックスした気持ちで話すことが出来ました。

楽しかった~♪

放送は12月8日(土)のPM12:00からと

再放送が9日(日)PM4:00からです。

グリーンFMのHPはこちらです。 ↓

http://www.greenfm.co.jp/

76.8mHz です。

自宅で聴取できるエリアに制限がありますが

カーステレオでは札幌近郊はすべて聴取出来るそうです。

グリーンFMさん!声をかけてくださってありがとうございます♪


こころで思う。

2007年12月04日 | 日々

ここ一週間いろいろなことがありました。

まずは。

11月30日 お芝居を観てきました。

私にとってお芝居デビューです。

NHKほくほくTV街角探検隊のレポーター、岩尾亮さんの作・演出

ff男盛りレコーズ 「帰れないもの達」というお芝居です。

岩尾さんのブログはこちら ↓

http://blog.livedoor.jp/talkinglabo600/

初めての事なので少し緊張いたしましたが

観にいって本当に良かったです。

あぁ。。。

ここに体を使って、

言葉を使って、

表現したい、

表現している人達がいる。

そして

それを

感じたい人たちが集まっている。

その空気。

静けさ。

緊張感。

いいんです。

お芝居を観て私が感じたのは、

漂流する30代。

題名である「帰れないもの達」

行ったはいいが帰れない。

帰りたいが帰れない。

帰るところがない。

はざまの。

宙ぶらりんの。

揺れる。

30代。

悩める。悩ましい。

30代。

どっちつかずの。ややこしい。

30代。

あれやこれやと難しく。

突っ走る勇気もあるのかないのか。

好きで嫌いで。

許して許せない。

面倒な30代。

私はもう過去の話でございますが。

わかります。

で 私はやっぱり

あ 漂流している そう感じたのであります。

お芝居という物を 実際観たのは初めてなので

偉そうなことは言えませんが。

お芝居が終わって

役者さんが一列に並んで

「ありがとうございました」 と深々とおじぎををしてくれました。

わたしは そのおじぎが

こころから

こころから

ほんとう にこころからおじぎをしてくれている。

そう受け取りました。

おじぎをしてくれている役者さん達の

少し下がった髪の毛から、

一生懸命に表現したい汗が、表現しつくした汗が

ぽたりと落ちてきそうな。

かっこいいおじぎだったんです。

ですから やっぱり どんなことでも

こころから思わないと

伝わらない。

こころで思う。

これはとっても重要だと再確認したんです。

お芝居を観たあと気分がいいんでタクシーで

西区の「GAS POINT!Jr」へ・・。

マスターやお店の常連さんとおしゃべりして最終電車で帰宅。

次の日はインソムニアへ。

日曜はシルバーのクリスちゃん、陶芸のあかりちゃんの

作品展に行ったり

1月までの個展VOL.2に必要なものの買い出しや

家に帰ってから搬入整理と真夜中までかかり

途中 風邪のためか吐き気とめまい。

だましだまし何とか3日の搬入搬出作業終了。

vol.2は今までの作品を展示して

前回よりしっとりした感じに??いたしました。

前から気になっていた2Fの一畳半ほどのスペースを

私の好きにディスプレイさせてもらいました。

おもしろかったな。

ちなみに2Fのスペースを、インソムニアのオーナさんは

「お仕置き部屋」って言っています。