しっとう?岩田亜矢那

神戸で活躍するタレント「あやにゃ」こと岩田亜矢那さんを勝手に応援する非公認ファンサイトですか?

華麗なる一族 第8話 「鉄平出生の真相」

2007年03月05日 21時37分44秒 | テレビのつぼ
確かに「華麗なる一族」は面白い。
でもこの設定には無理はありゃしませんか?山崎センセイ。

自行の子会社に自らの額を超えた過剰融資をさせた上
その子会社を破綻させ、その事件を利用して他行を乗っ取る。

如何に融資額において大同銀行が阪神銀行を上回っていたしても
責任追及される度合いが大きいのは遥かに阪神銀行の方である。

考えてもみて頂きたい
阪神特殊製鋼はその社名にも見て取れる通り
単なるメインバンクを務める企業ではなく
明らかに阪神銀行グループの一員である。
出資割合は明示されていないが、大株主である事は述べられており
連結子会社である事もほぼ間違いない。
そしてオーナー頭取の実の息子・長男が事実上のトップを務め
その他の役員も数多く阪神銀行より派遣されている。
いや、そのオーナー頭取自身が阪神特殊製鋼の社外取締役を務めているのだ。

そんなグループ企業の中でも中核を占める企業が破綻をきたした
という責任の重さと
融資残高がメインよりも多くなったとはいえ
人的交流も無い単なるサブバンクが受けるダメージ
どちらが重いか?
その答えは、考えるまでもない。

住専問題でも、母体行責任が問われた通り
融資残高よりも、子会社であるという事のほうが
道義的にも責任は重いのである。

この会社更生法の申請により受けるダメージ
実際には遥かに阪神銀行の方が重い。
如何に上手く立ち回ったとしても
この謀略で大が小を飲み込む
阪神銀行が大同銀行を吸収合併するのは不可能。

いや、実際起これば間違いなく
グループ企業の倒産により信用不安に陥っている阪神銀行を
中央銀行がバックに控え、経営が安定している大同銀行が救済合併
という図式であろう。

事実、山陽特殊製鋼倒産事件を利用して
太陽神戸銀行が誕生した訳でなない。