築地市場の豊洲移転

都知事が誰になろうと筆者の知ったこっちゃない！
という事は以前このブログでも書いたが
今回の都知事選の争点にもなっているこの問題だけは捨て置けない。

筆者は声を大にして申し上げる
「豊洲移転は断固反対！！」

先週号のFRIDAYでも取り上げられている通り
豊洲にある東京都中央卸売市場の移転候補地は
東京ガス工場跡地である。
そして皆さんの印象通り、砒素・水銀・六価クロム・ベンゼン・シアン・鉛等々
まるで汚染物質のデパート状態。
都は「土を入れ替えたらだいじょう～ぶ！」
とまるで青影のような呑気な答えを出しているが
本当に安全なのか？

東京都中央卸売市場といえば、そこを通って
日本中に魚が流通して行く場所。
つまり、様々な発ガン性物質に汚染された魚介類が日本国中にばら撒かれる可能性がある
という事である。

だいたいにおいてもし土壌を入れ替えれば安全であったとしても
何故、土壌を入れ替えなければいけないような場所にわざわざ食べ物に関する施設を移転させる必要があるのか？

石原くんは言う
「築地は古いから不潔だ」
ほぉ～、ほんなら京都の老舗の料亭は全て不潔という事になりまんな。
東京のようなぽっと出の町は何もかも新しいから、清潔でよろしいな。

あんたの頭の中が一番不潔だよ！
筆者は保守的な事が大嫌いだが
食の安全に関してだけは「超保守的」で在りたいと思っている。

そして「築地市場」というのは、
食道楽の街・大阪に住む筆者でさえ羨むような素晴らしい場所だと聞く。
石原くんは不潔な頭のコだから漫画など読まないと思うが
皆さんには是非、オススメしたいのが

　築地 魚河岸 三代目
　　　作　鍋島雅治
　　　画　はしもとみつお

小学館ビックコミックスから第２０巻まで出ています。
石原くん、これを読んでもまだ「豊洲移転」なんて言えますか？