てな具合に大団円である。
原作を読んでいない方々にも
先週の懇切丁寧な次週の予告&番宣により
すっかりネタバレしていたと思いますが、まあそんな結末です。
鉄平の本当の父親に関しても、
これで先週の副題が何故「最期の父子対決」であったか謎が解けたかと思う。
ただ、戦時中の血液検査がいい加減なら、じいさんもB型だった可能性も残されているのだが・・・
さてこの阪神銀行もモデルが神戸銀行である事は
もう殆んどの方がご存知の事と思うが、
実際の合併した相手は日銀系の協和銀行(大同銀行のモデル)ではなく
大蔵系の太陽銀行である。
そう、この小説の連載当時まだ太陽神戸銀行は存在していなかったのである。
山崎豊子は現在に到る金融再編の流れを予見していたのである。
ただ小説の最後にある
「その東洋銀行もこの3年後、別の大銀行に飲み込まれる」
というタイミングだけは今少し先となる。
太陽神戸銀行は「さくら銀行」となり更には「三井住友銀行」というメガバンクにと飲み込まれてゆく。
かつての本店は現在では単なる「神戸営業部」でしかない。
原作を読んでいない方々にも
先週の懇切丁寧な次週の予告&番宣により
すっかりネタバレしていたと思いますが、まあそんな結末です。
鉄平の本当の父親に関しても、
これで先週の副題が何故「最期の父子対決」であったか謎が解けたかと思う。
ただ、戦時中の血液検査がいい加減なら、じいさんもB型だった可能性も残されているのだが・・・
さてこの阪神銀行もモデルが神戸銀行である事は
もう殆んどの方がご存知の事と思うが、
実際の合併した相手は日銀系の協和銀行(大同銀行のモデル)ではなく
大蔵系の太陽銀行である。
そう、この小説の連載当時まだ太陽神戸銀行は存在していなかったのである。
山崎豊子は現在に到る金融再編の流れを予見していたのである。
ただ小説の最後にある
「その東洋銀行もこの3年後、別の大銀行に飲み込まれる」
というタイミングだけは今少し先となる。
太陽神戸銀行は「さくら銀行」となり更には「三井住友銀行」というメガバンクにと飲み込まれてゆく。
かつての本店は現在では単なる「神戸営業部」でしかない。