一昔前、TVではクイズ番組が盛んに放映されていた。
最近ではぐっと数は減ったが未だに人気のTVジャンルなのだろう、まったく見ないということはないクイズは老若男女問わず人気のエンターテイメントで有ることは間違いない。
ある噂を聞いた、通り魔事件だ。
被害者は皆、舌を切り取られる。
生存者もいる、生存者いわく犯人はたどたどしい日本語を話す20代くらいの男。
被害者の前に現れてはクイズをだしてくるらしい、生存者達はみなクイズに正解して難を逃れたと語っていた。
今、私の前にいるこの男。
おそらく犯人だろう。
なぜ犯人だとわかったか?今私はクイズを出されているからだ
「ぱんはぱんでも、たべれないぱんは」
たどたどしい日本語で話す男はごく簡単な問題を投げ掛けてくる。
勿論私は「フライパン」と答えた。
「せいかい。つぎは、したわおおかじ、うえはおおみずなんだ」
簡単な問題だ。なぜ殺された被害者はこんな簡単な問題に答えられないのか、もしくはこれは遊びで次はかなり難解な問題がくるのか?
私はそう考えながら「お風呂」と答える。
男は目を見開き言う。
「せいかい。つぎのもんだいはちょうなんかい」
来た!私はとっさに構えた。
次の問題、これが被害者達を殺した問題。
どんな問題なのか、私は学歴には自信がある、幼い頃より私は英才教育を受けてきた。
一人息子を一流大学にと家族全体で私を押してきたお陰か日本一と言われる大学に一発合格した頭を手に入れる事ができた。
そんな私に死角は無かった。
無かったはずが、
「嘘つきハ、キライ」
の一言の後私の喉は切り裂かれ絶命した。
私は悟った。
家族は大丈夫だろうか、、、
このクイズに答える事が出来るか心配で心配で仕方がない。
舌が切られた、もう声はで、、、