安倍政権の、安倍政権による、安倍政権の為に召集された御用専門家会議。
常に安倍政権のことだけを考えている御用専門家会議でさえ
「一定程度は持ちこたえている 」
とヨイショしながらも
「新型コロナウイルスとの戦いは数カ月から半年、もしかしたら年を越えて続けていかなければならない」
と指摘している。
これは日本だけではなく世界的な話だと。
つまり間接的に
「東京オリンピックは、いやオリンピックを世界中のどこでも2020年度に開催する事は不可能」
と認めたのである。
新型コロナウイルスの主戦場は東アジアから、ヨーロッパ中東へと移りつつある。
ロンドンが代替開催をと張り切っていたけど、今年の夏にはむしろヨーロッパの方がリスクが高い可能性すらある。
2020年、オリンピックと並んで世界中が注目するスポーツイベントとして
サッカーUEFA EURO2020がある事は以前にも述べた。
五輪より更に早く6月30日に開幕するEURO、
よりによって今回は欧州全土で分散開催する。
ローマでは準々決勝を含み4試合も開催する。
はっきり言ってこちらも五輪と並び開催は赤信号点灯。
もうひとつ、世界中を回るF1GP。
この3月13日に開幕するオーストラリアGPはなんとか出来るとして
既に延期が決まった第4戦中国GPを含み、
第2戦バーレーン、第2戦ベトナムはかなり怪しい。
いや、その前にフェラーリのスタッフは無事イタリアを脱出出来たのか?
彼らをパドックに入れても大丈夫なのか?
株価の暴落の連鎖は、トランプ大統領の減税コメントでとりあえず止まった。
でも、これらの大型スポーツイベントが次々と中止、延期に追い込まれると、
実体経済への影響、だけでなく心理的な影響が大きい。
コロナショックの次は、東京五輪中止ショックが日本の株価に止めを刺すか?!