まず、語り手は足音が離れるのを聞くまで携帯を握っている。
夜の教室で月は廊下側、さらにドアに背を向けて座っているので、
夜の教室で月は廊下側、さらにドアに背を向けて座っているので、
当然窓から携帯の光が漏れてしまっている。
その明かりで強盗犯達は、教室内に人がいることに気付いてしまった。
その明かりで強盗犯達は、教室内に人がいることに気付いてしまった。
犯人達は、ここですぐドアを開けにかかってもいいのだが、
もし鍵を内側から掛けられていた場合手間がかかる。
(廃校舎なので施錠は無いとは思われるが)
なので、語り手に「ドアの前からいなくなった」と思わせるために、
(廃校舎なので施錠は無いとは思われるが)
なので、語り手に「ドアの前からいなくなった」と思わせるために、
犯人二人組の内一人が足音を立てて離れる。
そして残った一人が、ドアが開くのを待って、語り手を襲う。
そして残った一人が、ドアが開くのを待って、語り手を襲う。
『そして、そっとドアを開いた…… 』
語り手THE END。