『安倍晋三首相は24日夜、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と電話で会談し、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、7月24日に開幕予定だった東京五輪を1年程度延期することで一致した。その後に開かれたIOC理事会でも正式承認された。 』
「1年程度(ってのもあいまいだけど)延期」を決定したのは、
あくまで日本政府であり、IOCはそれを承認しただけ。
つまり延期した責任は全て日本側にあるって事。
マラソンの競技地を決める権利さえなく、
勝手に札幌に移動させられたと言うのに。
バッハ会長をはじめとしたIOCのオリンピック貴族達は、
甘い汁だけ吸って、責任は一切取らない、
まるで日本の与党政治家のようである。
いやだいたい、オリンピックを開催するのは、
東京都、と云う都市であり、日本と言う国家ではない。
(万博を開催するのは大阪府ではなく、日本国)
開催都市である小池東京都知事や、
森東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長ではなく、
何の開催主体ではく、東京五輪に関して何の関係の無い、
安倍首相と、バッハIOC会長との電話会談での合意が
「決定」に刷り変えられて、IOC理事会で「承認」されてしまったのか?
延期に関してかかる費用はIOCは一切負担しない。
いや反対に日本政府に金をだせ、
新型コロナウイルスを奇貨にして、あんばいタカってやろうと企んでいるのであろうか?
そもそもの失敗は日本側が
「中止だけは避けたい」
との態度を表してしまった事。
反対に「返上も辞さず」と強硬な態度を示せば、
慌てたバッハが
「なんとか延期してでも開催して頂きたい」
と日本有利な条件が引き出せた筈だし。
もう東京五輪はしゃーない。
これだけケチがついても開催せざる得ない。
その代わり、
「EXPO2025大阪・関西万博」
は足下見られてタカられる前にとっとと返上してしまおう。
それでなくてもその頃には南海トラフ地震のリスクも高まっているし。
国家的イベントを日本で開催するのはもうこりごりだ。
ラグビーW杯で充分、既にもう日本国にそんな力は残っていない。