ピラティススタジオ”フェルマータ”

2014年より板橋区・高島平および三鷹でピラティスクラスを開催。充実感のあるクラスを実践しています。

内側の知覚を使う

2018-12-11 10:58:10 | 日記
寒くなりました
先日のクラスで、2年ほど通ってくださっている生徒さんが
こんなことをお話ししてくれました。
それは、

 「いままで外側の出来事を見ていたけれども、だんだん
内側の感覚を使えるようになってきた、、」

 という趣旨のお話しでした。

 たしかに、20代、30代の頃は外側に刺激を求め、
仕事も人間関係も外側へと拡張していくのが、ひとつの
『成長イメージ』のような気がします。

 そして、どこかで内側に目を向け始め、
「質的な変化」に気がつくときが来るのかもしれません。

 ピラティスは内側の感覚を養い、
同じ動きを繰り返して質的に深めていくことで、
ある段階から、新しい発見がたくさん起こります。

 ピラティスには、一般的には
”若いモデルやタレントさんがより美しくなる”
というイメージもありますが、実は

「年齢を重ねるごとに身体への知覚や味わい方が変わってくる」

 という実感がほんとうなのかもしれません。


 身体の怪我や不調が原因で始めたとしても、

「こんな感覚があるんだ」とか、
「こういう関わり方や味わい方があるんだ」

と発見していただければ、それはもう教える-教わるという枠を超えた
”伝え合い、学び合い”の世界になるのだと思います。


 身体の内側から外側の世界に触れたときの歓びや新鮮さを
共に味わえた時、クラスをやっていて良かったな、、と心の底から
思えるのです。




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