sugger's blog@三宅島

三宅島に移住して18年目になりました。
自然ガイドHitomiが島暮らしのことや三宅島の魅力をお届けします♡

さて、これは何でしょう?

2006年03月18日 | いきものたち
 

これ、何だと思いますか?知っている人もいると思いますが、
これは『クリッカー』というもので、動物のトレーニングの時に使う
道具なんです。
真ん中の銀色の部分を押すと「カチッ」と音がなる仕組みになっています。
昔、ブリキのおもちゃでこれと似たものがありましたね。
(金魚の形をしたおもちゃの裏側に板状のブリキが付いてそれを押すと
ペコペコと音がなるおもちゃ)
今はデザインや耐久性にもすぐれたものになっていて多数市販されています。
画像のものは『ドギーマン』が発売していたクリッカーです。(今はないかな?)

イルカのトレーナーが首からぶらさげている「ホイッスル」と同じ役割を
果たしします。イルカのトレーナーが使っている「ホイッスル」も実は「犬笛」
と言って犬のトレーニングの現場でも使われているものなんです。

もともとイルカのトレーナーもクリッカーを使っていたようです。
今ではどちらも世界中の動物トレーニングの現場で使われている道具の
ひとつです。 ホイッスルは動物をトレーニングする際、口で吹くので両手が
使えるメリットがあるのに対して、クリッカーは手を使うのでもう一方の手しか
使えません。でもクリッカーは、鰭脚類(アシカやセイウチなどの種類)や
陸上動物のショーなどでトレーナーがお客さんに説明をしたり、MCをしながら
行う場合であれば口が使えるので話をしながら動物を扱えるというメリットがあります。
 
「ボン」はクリッカーでトレーニングしていますが、トレーナーが持っている
「ホイッスル」や「クリッカー」はショーやトレーニングの時にどのようにして
使っているのか・・?

この続きはまた次回お話したいと思います。お楽しみに!
コメント (2)
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