sugger's blog@三宅島

三宅島に移住して18年目になりました。
自然ガイドHitomiが島暮らしのことや三宅島の魅力をお届けします♡

ザトウクジラの季節

2006年03月19日 | 鯨類

日本は360°海に囲まれている島国なので、北は北海道から
南は沖縄まで一年を通して様々な鯨類に出会う事ができます。

私が以前住んでいた三宅島のすぐ下にある御蔵島(みくらじま)
周辺海域にもミナミハンドウイルカが生息していますが、本州でも
離島でも大型のクジラたちに出会える場所がたくさんあります。

関西では、南紀で春から秋にかけて「マッコウクジラ」が、四国では
ほぼ一年中「ニタリクジラ」が、北海道でも一年中「ミンククジラ」が
見られたり・・。
そして、まさに今が旬なのが沖縄のケラマ諸島と小笠原諸島周辺の
海域。北(アラスカやカナダなど)の海域から南下して繁殖活動をしに
「ザトウクジラ」が帰ってきています。
(ウォッチングシーズンはケラマでは残念ながら3月いっぱいで終わり
ですが小笠原では4月ごろまでウォッチングできるようです)
学生達も現場で「生クジラ」を見ながら毎日一つずつ進歩し、経験を
積んでいます。
巣立っていった教え子も今では現場でバリバリ活躍してくれています。
ケラマ諸島の座間味島では「ホエールウォッチング協会」があり、
毎日島の周辺海域にいるクジラの頭数や様子などを紹介しています。
この時期、ケラマ諸島周辺の海域はあちらこちらでオスがメスのために
歌う「ラブソング」で満ち溢れている事でしょうね。

 座間味村ホエールウォッチング協会
http://www.vill.zamami.okinawa.jp/whale/hyosi.htm

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コメント
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