今日は「牛頭天王祭」の本祭りでした。
しかし・・・
suggerは昼前からそれどころではない事件が起き、残念ながら宮から
神輿を出す所をカメラにおさめることができませんでした・・・
今日は先輩ガイドのYちゃんたちが島に来たにも関わらず、夕方まで問題が
解決せずにいたが、ようやく落ち着いたので祭りの様子を見に行くことに。
(危うくこの祭りを見に行ける状況ではなくなるところでした・・・)
参道の入り口では神着太鼓が延々と鳴り響いています。
順繰りに太鼓を打つ人間が交代していきますが、太鼓や鳴り止まぬまま延々と
叩き続けていきます。
そうこうしていると、神輿が御笏神社の参道に到着
さて、ここからが大変です・・・
若い衆と長老たちの押し問答が延々と繰り広げられます
昨夜、本殿にあった神輿には今朝5色の紐がかけられてお色直しをしています。
掛け声とともに神輿が上げられたり方向転換したり・・・
時には激しくなりすぎてスタミナ切れ??もあったりで転倒する場面も・・・
その時は尽かさず榊持ちが男達に容赦なく榊で叩き付けます
朝から延々と神輿を担ぎ、フラフラになりながらも祭りを盛大に盛り上げていました。
途中、ひょっとこまでお目見えし愛想よくカメラ目線でポーズまでとってくれていました
いよいよクライマックス
何度も鳥居まで駆け寄っては押し戻され、また掛け声とともに神輿を上げ下げ
しながらのパフォーマンスには見ている人たちからも拍手が湧き上がります。
御芴神社の参道を一気に駆け上がらなくてはならないのですが、本殿に上げたい衆と
それを上げさせない衆の押し問答がとても印象的でした。
最後はやや疲れた表情の中にも達成感と安堵感でいっぱいの若い衆たち。
このお祭りにかける意気込みが感じられました。
参道を通って本殿にむかって神輿を奉納します。
最後は無事に神輿が御笏神社に到着しました
去年の11月に「インターナショナル釣りの祭典」で来島した時に初めて神着太鼓を
聞いたが、今回は自分が島民としてこの場で同じ太鼓を聞いていると思ったら何だか
嬉しくもあり、ここまで来るまでに色んな事があったな~としみじみと感じながら見入って
しまいました。
今日、彼らにとっては晴天に恵まれ、暑さと戦いながらとても熱くて充実した1日となった
事でしょう島の伝統的な行事を積極的に継承し、長老を敬いながら歴史と未来が
交差する1日。
また来年まで・・・