sugger's blog@三宅島

三宅島に移住して18年目になりました。
自然ガイドHitomiが島暮らしのことや三宅島の魅力をお届けします♡

10年ぶりの訪島【海獣編】

2008年07月08日 | 鯨類

今日は涼しい1日となりました。

雨は降らなかったが25℃と7月とは思えない気温です。予報では昨日も今日も
曇りのち雨でしたが、ポツポツと降ったぐらいで傘も必要なし。

もうすぐ梅雨が明けるでしょうけど、一気に猛暑が来たらどうしよう・・・
クーラーなしで乗り切れるだろうか??なんて些細な悩みを持っている今日このごろ。

 

昨日の続きで、先日訪れた「八景島シーパラダイス」の海獣ショーの様子をご紹介します。

アクアスタジアムのショーでは30分もの間、たくさんの海獣たちが登場します。

まずはアシカくんたち。
アシカがプールサイドに落ちているペットボトルをゴミ箱へ入れているところ。

一時期、一緒に仕事をしていた外人トレーナーたちがいた水族館でもやっていた
種目なのですが、海に棲む生き物たちがゴミをゴミ箱へ入れている姿を見てもらい
「ポイ捨てはやめよう」「ゴミはゴミ箱に」と啓発しているものでした。

当時、これはいい!!と感心した事を覚えています。
水族館も「教育」という大切な責務を果たしていますが、ショーで「環境教育」が出来れば
楽しく学べますね

そして、お次はセイウチ

ショーに出ていた子は500kgでしたが、オスだと1t超。巨体です!!
鰭脚類でもかなり大型種ですね。でも、愛嬌たっぷりでとっても可愛かった

お次はシロイルカ(ベルーガ)たち。この日のショーは七夕バージョンでした。

トレーナーが織姫と彦星に扮して2頭のシロイルカたちとの競演。舞ってます

鳴き交わしながらなかなか会えずにいる2頭と織姫と彦星。
口先でトレーナーを押しながら近づくがなかなか手が届かなかったり。


ここのプールはとても広いので(タテ20m×ヨコ35m×深さ6m )トレーナーの泳力が
問われてきます。

そして、動物たちとのタイミングと息が合わなければうまくいかないのです。

最後はプールサイドで2頭がKISSをしてくれ、観客席は笑顔と拍手でいっぱい。

そして、定番のイルカたちのショー。 

トレーナーの頭上をジャンプ。こちらはハンドウイルカたち。

ハンドウイルカのオーバーヘッドキック。反転して尾ビレでボールをキック。成功!!

ハンドウイルカとカマイルカの連続ジャンプ。 

カマイルカ(背ビレが鎌に似ているから)のバージャンプ!!
彼らの身体能力はすごいでしょ!!

そして、オキゴンドウのリフト。トレーナーを水上に持ち上げます。
ショーでの見せ所満載でした。

経験者なだけに、ショーの見方がどうしてもみなさんとは違う視点で見てしまいます

ホイッスルのタイミング、個体の反応、トレーナーとの息、ショーの構成、ナレーションの
アドリブ度、などなど・・・。

今回のショーでは突然ハンドウイルカがショープールから姿を消してしまい、しばらく
オキゴンドウ1頭でショーを進行したりする場面も・・・。
ナレーションのとっさのアドリブで何とかつながりホッ

こういうのも、経験を積んでいってこそですね

ほんとはsuggerの大好きなハナゴンドウクジラに会いたかったが、ここにいたハナゴンは
残念ながら今年の2月に死んでしまったようです会いたかったなぁ・・・。

10年ぶりのシーパラ、あまり時間がなくてゆっくりする暇もなかったが、たまには
いいものです

園内にある別の施設、前回はなかったドルフィンファンタジーとふれあいラグーンにも
足を運んできました。

 

こちらの模様はまた明日~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする