sugger's blog@三宅島

三宅島に移住して18年目になりました。
自然ガイドHitomiが島暮らしのことや三宅島の魅力をお届けします♡

天王祭’08【宮出し】~裏方の1日~

2008年07月20日 | 三宅島

今日はナライの風に見方され、それほど暑くない1日となりました。
ナライの風が心地く、ときおり涼しい風が神着地区を通り抜けていきます

suggerは朝から「天王祭」の裏方のお手伝いをさせてもらいました

婦人部の役員さんはあさ6時半からフル稼働

それもそのはず、今年は天王祭での「おにぎり」を一人3個計算で300人分。
ってことは、900個作らなければならないのです!!

ひたすら握って、ひたすらのりを巻く・・・でも、そんな単純作業でも実に楽しいこと
こんなことをやるんだー。こんな風になっていたんだー。なるほど。と新鮮な事ばかり!!

担ぎ手もそうだが、たくさんの裏方さんがいるおかげで滞りなく無事に「天王祭」が
行えるのですものみんなの力で動いています

裏では本殿での食事を女性たちが作ります。
まきと釜で作ったジャガイモの蒸かし煮とかぼちゃの煮物は絶品でした

大人たちの神輿は11時に宮を出ますが、その前に本殿では様々な儀式が。

お偉い方々が膳を囲み、お囃子が歌われたりと・・・。興味深々でした

 

その前にっ!!

幼稚園児の神輿が宮を出て、そのあとは小学生の神輿が順に宮を出て行きます

子どもたちもお囃子を歌いながら足を屈伸させて神輿を担いでいました。実に可愛い

そして、子どもたちが着ているこのTeeもカワイイでしょ夏らしくて素敵

結局、おにぎりは大久保浜で食べるものを含めて予定以上に作り900超えでした
程よい脱力感と達成感で作り終わった後の、みんなで食べる昼食が美味しかったこと

無事、任務も達成できたらやっぱり海に入りたい衝動にかられ、Yちゃんたちと入水
水温も昨日より高めで気持ちいい!!

明日は「海の日」という事で、夏らしく「すいか割り」をやってみました

いまどきですが、パンイチでK君がみんなにナビゲートされながら頑張ってスイカを
割ろうとしているの巻
Mちゃん、Kくん、Aくんの4人のお陰げでスイカを割ることができました
砂が付いたスイカは海水で洗い、程よく利いた塩加減でより甘味あるスイカを頂けました

たくさんの島っ子がいて、海はとっても賑やか

海の温泉を作ろう!と躍起になってひたすら砂を掘る・・・掘る・・・掘る・・・。
時々、波に崩されながらみんなで一生懸命作ってました

島っ子2008年の夏思い出いっぱい作ってね~

 


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天王祭’08【宵宮】

2008年07月20日 | 三宅島

今年もこの日がやってきました!!

去年は直前で台風に見舞われ(suggerん家の窓ガラスが割れたり・・・)散々でしたが
今年は順調に事が運ぶ次第でした。

日中からめちゃくちゃ暑かったので、どうしても海に入りたい症候群が発症・・・
天王祭が始まるまでに入水

最初は長太郎へ行ってみたが、潮が上げていてうねりもあったので、もう少し北上。

ややうねりが出てきたが、いざ入水

しかし・・・透明度がめちゃくちゃ悪い5m~3mぐらいだった。
海中はほぼ何もいない状態で早めに退散トホホ・・・。

そうこうしていると、内地からきたショップさんがアンカーを打ちに入水するが、
うねりと透明度の悪さによりここでのダイビングを中止安全第一ですものね。

そして、相方も久しぶりの入水にビビリまくり・・・
いつもそうだが、足が水に入っていないのに、必死に空中で犬かきをするんです。
昨日もお約束どおりでした・・・

だんだんうねりが激しくなってきたので、無理をせず早めの退散にし、御笏神社へ。

今年は昨年以上にたくさんの方々で賑わっていました

春から会いたかったガイド時代にお世話になった民宿の若旦那と9年ぶりの再会を
果たせ、古巣仲間と1年ぶりの再会もあり、suggerは上機嫌

去年はほとんどと言っていいくらい知っている人がいなかったが、今年は島っ子や
知っている方が増え、自分がここでちゃんと生活しているんだな~という実感を
味わいました

こちらは「みやけほいくえん」の子どもたちが書いた灯篭です。絵がとっても上手でした

やっぱり「神着木遣り太鼓」は素晴らしい伝統芸能だと思いました。
この2日間のためにどれだけ多くの島人が時間をさいて練習を重ねてきたことか。

伝統を継承していくためには、上質でオリジナルにできるだけ忠実でなければ次世代に
正確に伝えていくことは難しい・・・。

先代から次世代へ・・・受け継いでいく者たちのプライドと魂がここに込められています

まさに『一打入魂』ですね

 

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