自然ガイドを始めてから、鳥や植物、火山にも興味がわいてきたのだが、
自分の故郷にも興味深い山がある。
私の故郷は山に囲まれた盆地。
その盆地の中に奇妙な立地条件の山がいくつかある。
昔は小学校の遠足で登ったり、マラソン大会で周回したものだが、
それ以降はその周りも車で通るだけで、歩くことや登ることすらなくなった。
今日の散策でM山の周りを歩こうと思い、登山口へ立ち寄った。
今まで目にすることもなかったが、解説板を読んでみると・・・
K山は世界遺産である0連峰の尾根が浸食されて孤立してできた山。
M山は火山で隆起した死火山と明記されていた。
これらの山にまつわる伝説があり、「Y三山、妻争い」とね。
U山をめぐってK山とU山が争ったという伝説。
これの結果、U山がM山に負けたので山の形がボコボコになったとか・・・。
M山はシンメトリーな感じで、とても美しい形状。
そのM山のふもとにはたくさんのどんぐりが落ちてました。
小さい頃はあれこれ地元の事について学んだが、大人になったら皆目・・・
でも、もともとは考古学が好きなこともあり、やっぱり歴史を掘り下げてみる
ことはとても面白い!!
ひさびさにがっつりローカルに触れた一日でした^^