sugger's blog@三宅島

三宅島に移住して18年目になりました。
自然ガイドHitomiが島暮らしのことや三宅島の魅力をお届けします♡

世界で5000羽しかいない希少鳥

2015年04月21日 | いきものたち

凪ている中、海鳥を探しながらいざ三本岳へ

実はこの日の朝、三本岳渡船をした船長が午後のウォッチングのために海鳥を探して
くれていたが、水温が低いせいか全くいなかったとのことでした。

レンジャーたちも、出船ギリギリまで悩んだと言っていたが、この時期にこんなに
凪る日も滅多にないので、三本岳を見るだけでも行こうということになりました。

出航して10分ほどでレンジャーとsuggerだけが飛び立つカンムリウミスズメを観察。
しかし、潜ってしまったようで再度探すことができませんでした。

そうこうしている間に、右舷側に大きめの海鳥が飛んでいるのを発見!!

見れると思っていなかった、カツオドリにも遭遇することができました

2羽がいそいそと南に向かって飛んでいきました


そして、三本岳周辺の海域へ到着。
日曜の午後というだけあって、渡船での磯釣り師は一人もおらず、洋上には私たちだけ。


ノコギリ根にはたくさんのウミウが羽を休めてました。

そして、しばらく探していると・・・

再び見つけた~

小さな小さなカンムリウミスズメに出会えた~

海鳥にしては小さな体のカンムリウミスズメ。
今回は同時確認2羽のカンムリウミスズメだけでしたが、この2羽がずっと近くで
観察させてくれたお陰で、島っ子たちも全員近くでじっくり観察することができました

1羽が飛び立ったので最後は1羽となったが、カンムリウミスズメの由来である頭部の羽が
カンムリのように立っている姿も収めることが出来ました

 

2時間のクルージングを楽しみながら無事帰還。

船酔いと戦った子もいたが、よく頑張ったね!!
それに値する感動も同時に感じられてほんとによかったよかった

 

定期船以外の船で洋上から三宅島を見たり、近くで見ると巨大な三本岳を間近で見たり、
カンムリウミスズメやオオミズナギドリ、カツオドリ、ウミウ、ウミネコに出会え
なかなか経験することのない、貴重な時間となりました

 

 

つづく・・・

コメント
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