めぞん・ど・とぷ

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円朝まつり

2006年08月23日 | 街あるき
相も変わらず厳しい残暑が続いています

クーラーの効いた部屋の中にいるっていうのもいいけど
それでは…ね

温暖化の抑制に少しでも協力ってことで、
ほかに何かスーッて涼しくなることはないかと考え、
円朝まつりに行ってきました。
                     

この時期だけ、幕末から明治にかけての人気落語家『三遊亭円朝』の
『幽霊画』コレクションが開帳されます。

三遊亭円朝は、怪談噺を得意としたそうで、
『怪談牡丹燈籠』など有名な噺があります。

数あるコレクションの中で、私は、『円山応挙』の幽霊画がとても好き
幽霊というよりも、美人画と呼んだ方がよいのでは…
と、思えるくらい涼しげで美しい女性が描かれています。
でも、逆にそれがゾーッとするところなんでしょうか。

『円朝まつり』のコレクションでは、いわゆる『応挙スタイル』とでもいうのか、
応挙の影響を受けたといわれる幽霊画が何枚か見受けられます。
幽霊だか妖怪だか区別がつかない絵が多い中にあって、
円山応挙風の幽霊画の主役はいずれも結構な美人です。

円朝まつりは、毎年八月いっぱい谷中の全生庵で開催されています。
期間中、落語会(奉納落語)も開かれました。
私たちは、今年で二回目です。

来年も涼みに行こっと

        

        全生庵の釣鐘です

とぷ