めぞん・ど・とぷ

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不毛の地にも…

2007年10月06日 | culture
銀座から有楽町一帯を巡り、最後に無印良品でお買い物。

お決まりのように「ATELIER MUJI」をのぞいてみました。

今回のテーマは『不毛の地にも…』

豊かな思想、多くの信仰は、むしろモノの無い土地で生まれている。
     不毛の地は、自分と向かい合う最良の場所。

というようなテーマで、ブースにはいつものように
オブジェやパネルが、シンプルに、さりげなく展示されています。

パンフレット


おや? と思いました。いつもと何かが違う…
今回といつもの展示との違い、それは、こういうことです。
いつもなら、展示物の内容は、パンフレットやホームページに掲載されていて、
現場で目にするものは、自由に持ち帰りできるパンフレットからも、
帰宅後にパソコンの画面からも、再確認できるものでしたが、
今回の展示物にある、ことばや、イラストの多くは、
その場に行かなければ、お目にかかれないものばかりのようです。

たとえば、ルソーのことばであったり、サン=テグジュペリのことばであったり、
バオバブの古木は中が空洞になっていて、貯水槽の役目を果たしたこととか、
モロッコの土は建築には適さないけど、陶器の原料には最適であることとか。

一見、不毛であるようで、実はそれ故に、奥深く、滋味深く、
その土地に代々暮らす人々の日常に、深く、静かに根を下ろしている、
さまざまな、自然からの恩恵。

ちょっと、こころにとまったことの印象を綴っただけで、
私の記憶違いもあるかもしれませんが…

会期末まで、まだ日があるから、もう一度行ってみよっと。

とぷ

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