『ピナ・バウシュ 夢の教室』
日曜日に有楽町で観た映画のタイトルです。
ダンス経験をもたない40人の少年・少女が、
世界的なダンサーであるピナ・バウシュのもとに集められ
10ヶ月の猛特訓を受けるというストーリー。
といっても、劇映画ではなく、稽古開始と同時進行のドキュメンタリー。
全く見知らぬ男女が、稽古場で出会い、身体を触れ合い、見つめあい…
とまどいながらも、演じ、演じられる過程にて、次第に、呼吸が合い、
いつしか、ひとつのチームとして一体化していく。
これは、若者達の魂の開放プロセスを、ダンスの演目を通して体現して見せる、ファンタジーのようなものだなぁ、と思いました。
2009年に逝去したという伝説のダンサーの横顔です。
映画の中では、厳しい眼差しのなかにも、慈愛に満ちた微笑みで若者達に声がけする
素敵なおばあさまでした。
特別鑑賞券を事前に買っておいたのですが、3月3日の初日より1週間限りの短期公開であることを開幕直後に知って、あわてて観に行きました。
有楽町では、朝一番の1回限りの上映です。
とぷ