睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

備忘録:マンションの給水方式・台風19号の暴風に備えて

2019-10-11 11:44:38 | 自然災害・防災関連
すごいね、日本列島丸呑みしそうな渦巻き。
これがこれから来るんだよ。

〇マンションの給水方式
ここ数年に建てられたマンションの水道給水方式は
直結(直圧/加圧/増圧)方式が多くなった。

1.直圧タイプ(3階建てまで)
災害時や停電でも蛇口をひねれば水が出る。

2.加圧タイプ(10階建てまで)
直圧タイプでは上層階まで送る水圧が不足するので
水道管の途中に加圧モーターを入れ水圧を上げる。
災害時や停電はモーターが使えないので水道は止まる。
※品川のマンションはこのタイプ。

3.増圧タイプ(大規模/高層/超高層マンション)
加圧と同じシステムだが加圧モーターを複数使用する、
災害時や停電は水道が止まる。

厚木のマンションは受水槽と高置水槽の2つの貯水タンクがあり、
モーターで水を汲み上げるので、停電時にはモーターが動かず、
蛇口をひねっても水はでない。
(水道管→地上受水槽→揚水ポンプ→高置水槽→各戸に配水)

災害時のメリットはどちらにあるかは一概には言えない。
厚木の貯水タイプは2つの受水槽に2日分くらいの水が
溜められるので、停電時は水抜きバルブを開いてタンク
内の水を利用できる。

どちらのタイプでもマンション1階に植栽や清掃などに
使う散水栓があれば、そこから給水ができる。
加圧でも3階まで水が出る場合があるのでマンションの
住人間で水の融通ができる。

自分のマンションの水道方式を管理組合に聞くなどして、
理解しておくと災害時や長期停電の参考になると思う。


〇前回台風15号の被害をふまえての台風対策

(1)外した物干し竿2本の置き場所(固定)
(2)エアコン室外機が動かないようにする
(3)物干し台を寝かせておく

このうち(3)はルーフバルコニーの南の隅に置いた。
ここはバルコニーの中でいちばん安全なところ。
(ガラス水槽と小バケツは水草のみで生き物なし)




室外機は鋳物製の重いミニベンチ2個でブロック


物干し竿はベンチと柵にタイラップで固定

ベンチと柵もタイラップで固定



ガラスドア2つ、窓1つ、はめころし窓1つの4か所はすべて
アミ入りガラスのため飛翔物に当たって割れてもガラスが
飛び散ることは少ないと思う。

ここは下町風情のしもた家に囲まれているから、
屋根を持ち上げるくらいの暴風が吹けば屋根瓦が
9階まで飛んできてもおかしくないが、そこはまあ
お互い様ということで。

やることはやったし
あとはケ・セラ・セラ
なるようにしかならない。


2019/10/11品川 10:41  1011.6hPa
だんだん気圧が下がってきた。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿