睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

パソコンの今は昔ものがたり

2010-11-17 06:31:02 | パソコン・スマホ・周辺機器




友人から電話がきた。

「DOS機まだ持ってる?」
「フェローならあるよ」
「DOSは?」
「6.2」
「たのむ1週間貸して」
「いいよ」

そんなやりとりがあって30分後、納戸からPCを出してる時にピンポ~ンと鳴った。


これは13年前のPC日記↓

3台目のPCは4年前に買ったNEC-PC9801フェロー、
搭載メモリーは3.6MB、HDD230MB/OS-Win3.1で「すっげ~」と驚き、
DOSとのあまりの違いに戸惑った。230MBは広大な大平原のごとく思い、
ファイルベイに増設した倍速CD-ROMは
宝物のように思えた。

今のGATEWAY2000は128MBで運用している。
他のマシンも、似たりよったりでHDDは最低4GB、24倍速当たり前、
PD、CDR/W、SFDDなんぞも標準搭載になってきた。
SCSI/USB/LAN/ISDN/MOを必需品のように使う。
4年前のPC9801はほこりまみれだ。

どうもLANが不安定で原因不明のハングに悩まされている。
4台のデスクトップと3台のノートをイーサネット(10base)でつないでいるが、
Winの中途半端なセキュリティのせいでNet Workシステムエラーに悩まされている。
その度に[F8]Safe-mode起こし、1つ1つトラブル原因を検証していく。

もう、疲れた。
ひとまず、サーバをスタンドアロンに切り離したら、見た目正常に稼動している。
気力が回復するまで、このままにしておこ。

まあ、気力はそこそこだけど、暇はできた。
以前のトラブルはネットワークパスワードやサーバの設定が複合してたので、
今回はピュアtoピュア切り替えた。

その時の状況によりサーバにもクライアントにもなる家庭内LANには都合のいい設定だ。
唯一の不満は、GATEWAY2000のIRQの競合でPS2マウスが使えず、
反応の鈍いシリアルマウスになった。なんでこんなヘボいのを使わなくっちゃいけないんだ。

GATEWAY2000のIRQ=3は通信ポートに使用中で、空きはIRQ=9しか残っていない。
PLANET_LANボードはSMART COM ISA/2400といい、デフォルトがジャンパレス
モードのIRQ=3、 I/Oベース=300h、ブートROM無効の設定。

手動ジャンパーモードは、2.3.4.5.10.11.12.15のどれか、I/O 200h~360hの
偶数刻み。GATEWAY2000はハードの自動認識でIRQ=9、I/O-250hの空きを
指示するが、これではLANボード(ISA)の設定と競合してしまう。

各種挿してあるボードを外してIRQ設定をしなおすのも面倒だ。
で、一番簡単なPS2のIRQ=12をLANボードに提供したってわけ。
せっかくPCIステアリングが余っているというのにな。

このシリアルマウスが、なんていうか、グズッって感じのクリック感でどうにも嫌い。
PS2マウスの『スパッ』という切れ味がない。もともとキーボード派なのでそんなに
不便は感じ無いだろうと思って、試しにソリティアやったら・・絶望だ。
LANをとるか、マウスの操作性をとるか、ハムレツトの心境になった。

ノートパソコンにはLANが必需品、リムーバブルCD-ROMの抜き差しを考えたら、
LANデスクトップのCD-ROMを使ったほうがずっと早いし操作性も高い。
特にCOMPAQ-AEROはFDDすらPCMCIA外付けなので、FDDもCD-ROMも
LANがなければ生きていけない!この状態じゃ我慢するしかないな。

あんまりトラぶると悪魔の囁きが聞こえてくる。
FORMATしたほうが早いんじゃないのひっひっひ。
DOSの時代から何回この誘惑に負けただろうか、物理的なクラッシュ以外、
意地でもやるもんかへっへっ。

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今使っているDELLのマシンスペックを書いても3ヶ月後にはムナしいものになる、
23インチFHV16:9のPCモニターで地デジを見ながらネットをしている自分には
もうPCと格闘する気力もない。
つーか、今のPCには素人がイジれる遊びスペースなどほとんどない。

win3.1のインターリンクで初めて世界を知った感動も色あせた。
Nifty電子会議室→草の根ネット→あめぞう→2ちゃんねる創世記へと
目まぐるしく移行したあの頃の興奮もすっかり醒めてしまった。
毎日PC漬けだったあの頃がときどき懐かしくおもう。

PCをおもちゃにして夢中で遊んだときは過ぎて、
今はPC+αのバリエーションを楽しむとき。
そのうちファミリーユースのPCはじじばば御用達になるかもしれん。
しかし
継続は力なり。





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