睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

ツボは十人十色・光陰矢の如し

2020-07-09 00:00:02 | ひびつれづれ
足ツボ画像はtenki.jpより拝借



ツボにはまるのは十人十色、
ドツボにはまるのがあれば、毛嫌いするのもあり。
ぼくは肩甲骨と腰のツボはOK、足のツボはNG。

足のツボを押されると院長の顔面を蹴飛ばしたいほど
痛いときがある。
ぐっと耐えながら「もう二度とくるもんか」と思うのだが、
1と月もすればぞろ忘れたように訪れる。

足の裏どうします?と聞かれて、
引き込まれるようにウンと返事をしてしまい
ぐっと押されて顔をしかめる。

それでも離れられないのは彼がぼくのツボにはまる
グッジョブを持っているから、見せてくれるから。

彼は中国のお灸と鍼もやっている。
あの長い針を見るだけで背筋にぶるぶるっとくる。
胴体を貫通するほど長い鍼をどこにどう刺すんだろ、
あの鍼は飾り物と思うようにしてる。

彼は若いころ中国全土を放浪したバックパッカーだった。
普段から口が重い彼からなんとか聞いたのは、
中国で太極拳と東洋医学に目覚めたということだけ、
いつか、その重い口を開かせてやると密かに思っている。

彼はたまに蘊蓄をつぶやく。
彼にしてみればそれを云う気などさらさらなくて、
彼の言葉を受け止めるぼくが蘊蓄に感じるだけ。

ツボは人間関係と同じ・・・分かる、それよく分かる。
ぼくはツボを巧みに使い分けるのはできないけど
ツボを押さえられたらころっといくタイプみたい。
すでにころりだし(^O^)


ネットを5Gにしてから早や1年がたった。
あっというまの1年、
光陰矢の如しは若者より高齢者のためにあり、
老い先の短さを数えているヒマはないかもー




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