睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

昨夜の平成最後の満月と来し方は五右衛門風呂

2019-04-21 16:27:06 | ひびつれづれ

夜遅くに曇り空から抜け出してきた満月。
深夜に騒がしく撮ったのにUPするのを忘れてた。

なんか忘れ物してるようだけど気にしない、
どうせ大したことないと思っていた。

今日はいちにちぐたぐだしてすっかりゆるんでいた。
TV見て、昼ねして、メシ食って...あとはなにもしなかった。
早めに風呂に入って目の前のぼんぼりみたいな丸い照明を
みていたらふいに思いだした満月。
 
このマンションは3LDKだが風呂は品川の1LDKより小さい。
20年前に全面リフォームしたバスタブは小さくて深いタイプ。
ちょうどいい湯加減の湯を張るにはある程度の慣れがいる。
 
一方、品川の築2年のバスタブは広くて浅くて全自動。
パネルの[自動]をタッチすると設定した温度に自動で
湯を張ってくれる。
 
定量の5分前になるとぴろぴろぴろとチャイムが鳴り、
音声があと5分で入れますとアナウンスしてくれる。
そして5分後にお湯張り完了の再コールがある。
 
湯がさめたら[おいだき]ボタンをぽん。
足元から設定温度の湯がわいてくる。
 
こんなに便利な生活に甘んじていいものか?
なんてね、少し懐疑的になる、
なにせ子供時代は五右衛門風呂だったのだ。
 
踏板を外してあちちなんて経験はもうできないが、
その経験があるだけマシだと思う。
 
いつなんどき大昔に戻っても、
それはいつか来た道、
来し方なんだから。
 
 
 
 
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿