煙突と夕方5時の東西の空・ヒヨちゃんと＆デデッポ・いかにも散文④

明日の曇りのち晴れは微妙かも。

西の空、富士山はしばらくご無沙汰。

東の空

午後から晴れた。

ひさしぶりにヒヨちゃんが屋上アンテナにきた。

いつもの得意のポーズだけど、少しお疲れかな、

シッポが上がってない。

午後2回きたデデッポ

1回目の時はいつもの優しいまなざし

2回目の時

カラスの鳴き声がしたとたん目をみひらいてカラスを見た

アンテナ争奪戦はヒヨちゃん・デデッポ・カラスの三つ巴。

ヒヨちゃんとデデッポの最初のころは南向きにとまり、

こちらに背中を見せていたのに、いつのまにか2羽とも

こちら北を向いてとまるようになった。

とまるアンテナの位置も同じ。

ぼくがバルコニーに出るまで鳴きつづけるのも同じ。

写真を撮ったあと、2羽に声を掛けて部屋に戻ろうとすると

すぐアンテナから飛びたつのも同じ。

ほかの鳥はぼくの姿を見ただけで飛び去るから

この2羽だけが特別だと思う。

おまえら、誰かの生まれ変わりかw

午前中は濃い霧雨が降っていた。

超高層ビル群が灰色のシルエットに浮かび上がっていた。

あそこから見る景色は都庁からみる眺望と同じだろうか、

自分的には魅力ないけど、海向きならぜひみたい。

頬が風に触れない生活、鳥や人の声と無縁の部屋、
生活感に乏しい洒落たインテリア、最新設備...
そういう部屋に満足できる人はある意味羨ましい。

ぼくなら1日目はベッドに飛び乗って
2日目はいろんな設備を探検しまくって
3日目には帰るーとだだをこねる

これだから美人は3日見たら飽きると云われるのさ。

あれが欲しい、これが欲しい、理想の6分目ぐらいが

ちょうどいい。夢にまだ余力があるってことだから。

ぼくはいつもいまがいちばんと思ってる。