睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

墓参り:ここで会ったが100年目の石材屋②・・・見積書きた

2019-03-26 07:01:32 | ひびつれづれ


3/21に依頼した見積書が昨日届いた。
ブルーの封筒の宛名は律儀そうな文字だった。

ひまなのか
やること早い
高いんだろうな...

しばし眺めてから厚めの封筒にハサミを入れた。
A4三つ折りの紙が3枚入っている、
1枚目は行書フォントで書かれたご挨拶の一文だった。



2枚目は9枚の写真と補修ヶ所の簡単な説明が書いてある。
これを見て、石材屋さんのあまりの変身ぶりに驚いた。
代替わりしたのか、番頭さんができる人なのか、
以前の高圧的な「やってやろう」がすっかり消えている。




3枚目が見積書、
最初に見た時は金額がひと桁間違っていると思った。
えっ70,000円?... 700,000円の間違いじゃないの?

明細を見ると確かにそうなっている。
番頭さんにわが家の墓事情を懇切丁寧に説明した
甲斐があったみたいだ。



これから3年間は東京品川に単身赴任する。
定年で戻ってきた時に墓をどうするか決めるので、
それまでもつように痛んだところを補修してほしい。
その間のメンテナンスもお願いしたいと。

これで安心できる。
3年後に墓じまい→合祀墓に移行するにしても、
明確なひとすじの道ができたことにほっとした。

お寺さんもタイミングよく合祀墓を建立するなんて、
少子高齢化がもたらす時代の闇を見据えていたのかも。
これで離檀の憂いから解き放たれた。
新しい合祀墓を見つけるのもまた苦難の道だから。

墓じまいは跡取りがいない私の代で始末しないと
いけないこと。
嫁にいったひとり娘に負の遺産は残したくない。

DINKSの娘夫婦も私たちと同じ道を歩むだろう、
しがらみにとらわれず自由に生きて欲しい...。

あらら、
ちゃらんぽらんな親がマジメに書きすぎたーw
朝いちばんで石材屋さんに電話しよ。
宜しく頼む、あとは任せた、金は即振り込むと。

---

あれ、
Twitterはリンク消失なのにまだ表示されてる。
さすがにgooはアバウトでたくましい。




YouTubeのリンクは直っている。
フォロワーさんのブログによると問い合わせの
メールをいれたらすぐに直ったと...おつかれー
こちらもgooらしい即効の対応だね。



墓参り:ここで会ったが100年目の石材屋・・・跡取りがいないお墓の現実





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (aya7maki)
2019-03-26 15:58:06
はじめまして。通称つゆです。

お墓の手入れも大変そうです。
近年は、お墓は要らないという人が多く、
お安くしているのでしょうか。
先日のお彼岸には、子や孫たちは行きましたが、かなり遠いので、私は遠慮。
散骨派の私は、やはり要らなかったな、
と思ってみたり。

ブログ名は「休みのない海」です。
よろしくお願いいたします。
返信する
つゆさんWelcome (睡蓮)
2019-03-26 19:35:26
Welcome

こちらこそよろしくお願いします。
気ままな夫婦ふたり暮らしを愉しんでいます。
ずっと気になっていたのが跡取りがいないお墓のこと。

私たちは散骨や樹木葬でも何でも受け入れるつもりですが、
先祖代々引き継いできたお墓をないがしろにするわけにもいかず、
そろそろ墓じまいから合祀墓に移ることを視野に入れないと...
そう思っていたところ。

いいタイミングでいいご縁を得たと思っています。
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