この雲の裏に月がいる
Amazon宅配はハンコ不用なので荷物は宅配ボックスに直行、
このコロナ禍に顔を合せないですむのはWin-Winの関係かも。
Amazonで大塚英良著「文学者掃苔録図書館」単行本をポチった。
(※掃苔(そうたい)とは墓の苔を掃き清めることから墓参り指す)
この本は著者が20年をかけ小説家や詩人たち250人の墓を訪ね、
めぐる思いを綴った文学散歩の記録になっている。
(巻末にはこれまで訪れた1000件の文人墓地一覧を収録 )
去年の7月に島倉千代子さんの墓所を偶然見つけた。
品川散歩の途中で抜け道らしきところを歩いて遭遇した。
大井町散歩では高村智恵子さんの「レモン哀歌」の石碑を
見つけた。
ワンコじゃないんだから夜中にほっつき歩いて棒ならぬ
墓石をみつけるより、文人の墓参りにいこうと思った。
さほど長くないと思うぼくの残日録がこのブログなら、
墓参りの顛末を書くのもわるくないと思った。
深夜3時すぎにベランダにでたら雨が降っていた。
雨音を立てない小ぬか雨にガーデンチェアが濡れていた。
知らずに腰掛けて・・・心の中でOh-Noと叫んだ。
ここからそう遠くない高層マンション最上階の部屋は今夜も
明かりが点いている。ぼくと生活サイクルがほぼ同じなので、
ぼくが勝手に隣人と称し親近感を持っている。
あの明かりを見るたびに、よしもう少しやるかとか、
4時になると消えるからそれまで付き合うよ・・・なんてね。
ひそかにエールを送っている。
横1列のフロアごと点灯しているのはIT関係もしくは株屋かな、
そんなオフィスビルを眺めていると東京暮らしを実感する、
厚木の片田舎に高層ビルはないし、道路に街灯もなし。
ないないづくしの環境に慣れるとそれが当たり前に思えて、
品川にきてしばらくは毎晩ルーフバルコニーから夜景を眺めて
いたのに、いまはたまに見るだけ。
ぼくの部屋の小さなベランダで満足している。
両手に余るモノはいらないと
「足るを知る」を自然に会得したみたいだ。
わ、寝落ちした
首根っこを夢につかまれて
夢からはやく醒めたいおれ
そうはさせじと夢
連なる小さな部屋の窓に
ぼくを通り過ぎていった
わんこやにゃんこがいる
千衣子もいた
机につっぷして腕と肩がいたい
たぶん顔が変形してるだろ
それもよしな朝は雨が降っている
4時間もねちゃったよ
おはよ
とりあえず更新。
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