朝9時、友人が業者の方2人と養生道具と工具箱を携えてやってきた。
ドア前の表通路に2枚の養生シートを敷き、玄関を開けてすぐのフローリングにもシートを広げた。
まず洗面台下の開きをあけ、蛇口から水を出し、洗面ボール下のパイプに水が滴るのを確認する。
この水は洗面ボール中央にある水抜き栓回りのプラスチック部分の亀裂から来ていたもよう。
よく見れば縦に幾筋もの亀裂が入っている。(業者の方が応急処置のコーキングしてくれました)
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しかし配水管直下の黒いシートは濡れているが、水が溜まっていないことが解せない。
洗面台から1.7m離れた廊下のフローリングの隙間に水が浮き、広範囲に茶色のシミが出て
一部にカビが生えるまでの漏水なら、はっきりとした水の流れた痕跡があるはずだ。
それを特定するまで漏水箇所の捜索は止らない。漏水原因が複合している惧れもあるし。
○2分割の洗面台の下側をどかす
洗面台をどかして現れた壁面にコンパネでフタがされた配管工事兼点検用の穴(W45XH65D18)が
あり、
そのフタは釘で打ち付けられていた。なんでビスどめにしないんか、と独り言。
大元の給水配管はOK、配管表面(銅管+スチール管)に多少の経年劣化は感じられるがまだ交換の
必要なしといわれて安心した。
○洗面台下の高床の一部を切り取る(W28XH29XD20開口)
壁面の縦に開いてる穴から床下をのぞきこみ、手をいれると濡れている。
だが明確な痕跡を目視確認できないので排水パイフ付近の高床を一部切り取ることにした。
あけてみると真っ直ぐに立ち上がる排水パイプ(グレーのプラスチック)の根元が濡れている。
これも経年劣化か、お湯の出しっぱなしが原因なのか、小さな亀裂を発見した。
排水パイプの上下から長期間の水漏れならフローリングまでいくのは当たり前だよな、と納得。
洗面ボールの排水栓の亀裂を応急処置してもらったけど、肝心なパイプの在庫はないらしい。
14年使えば経年劣化でダメといわれても仕方ないか。
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○ユニットバスのドア前高床の一部を切り取る(W97XH58XD20開口)
高床を開口して真っ先に見えたのが黒いゴムの防水シートだった。
四方を水止めコーキングがなされていないので、全面リフォームの際に、防水よりも防音を目的に
敷かれた可能性が高い。水は高床の基礎部分の木材と防水シートの隙間から入り防水シートの
下を通りフローリングへと流れていった。
防水シートをカッターで切ると当時の赤いCFが現れ、床全体がびしょびしょに濡れている。
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○防水シートとCFのあいだを水が流れたことを目視確認
結論を言えばこの防水シートのお陰で"水の流れの特定"に時間がかかった。
手を突っ込んで触ったのが防水シートだから、パイプ付近の濡れは確認できても水の流れまでは
確認できないわけだ。防水シートの上を流れずに、防水シートの下を流れるとは...。
原因調査には推理力・洞察力のほかに想像力と年季(経験則)もいる。
職人さんの苦労もよく分かりました。
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フローリングの茶シミが最初に出た部分がユニットバスの真横にあたるので、自分的にはユニットバスが
一番怪しいと内心ドキドキしていた。念のため業者の方が腹ばいになって床下を覗いてくれた。
ユニットバスの床下に水漏れの痕跡なし、バスタブ下の配管部分OK、ユニットバスはまったく問題なし。
高床を切っても余る安心を頂きました。
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ところで、洗面化粧台は「建物」or「家財」のどっちなんだろ?
住宅金融公庫の火災保険で「建物」が補償され、マンション保険で「家財」が補償される。
そのほかに高床の足部分と壁部分が水に濡れて変色、一部にカビが生えていた。クロスも変色してるし、
コンクリートにもカビらしきものがあるから、このままにしておくと一面カビだらけになりそ。
旧CFは全部はがしてコンクリートを乾かさないと、呼吸器が弱い私には辛い環境になるのは必至。
※日付入りの画像はCASIO EXILIMで日付なしのアップは NIKONで撮りました。
さてさて保険がどこまでおりるのか、ちょっと楽しみになってきた。
降って湧いた災難も、楽しみながら、勉強しながら、よよいと乗り越えなくちゃね。
ユニットバス裏側の画像
ドア前の表通路に2枚の養生シートを敷き、玄関を開けてすぐのフローリングにもシートを広げた。
まず洗面台下の開きをあけ、蛇口から水を出し、洗面ボール下のパイプに水が滴るのを確認する。
この水は洗面ボール中央にある水抜き栓回りのプラスチック部分の亀裂から来ていたもよう。
よく見れば縦に幾筋もの亀裂が入っている。(業者の方が応急処置のコーキングしてくれました)
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しかし配水管直下の黒いシートは濡れているが、水が溜まっていないことが解せない。
洗面台から1.7m離れた廊下のフローリングの隙間に水が浮き、広範囲に茶色のシミが出て
一部にカビが生えるまでの漏水なら、はっきりとした水の流れた痕跡があるはずだ。
それを特定するまで漏水箇所の捜索は止らない。漏水原因が複合している惧れもあるし。
○2分割の洗面台の下側をどかす
洗面台をどかして現れた壁面にコンパネでフタがされた配管工事兼点検用の穴(W45XH65D18)が
あり、
そのフタは釘で打ち付けられていた。なんでビスどめにしないんか、と独り言。
大元の給水配管はOK、配管表面(銅管+スチール管)に多少の経年劣化は感じられるがまだ交換の
必要なしといわれて安心した。
○洗面台下の高床の一部を切り取る(W28XH29XD20開口)
壁面の縦に開いてる穴から床下をのぞきこみ、手をいれると濡れている。
だが明確な痕跡を目視確認できないので排水パイフ付近の高床を一部切り取ることにした。
あけてみると真っ直ぐに立ち上がる排水パイプ(グレーのプラスチック)の根元が濡れている。
これも経年劣化か、お湯の出しっぱなしが原因なのか、小さな亀裂を発見した。
排水パイプの上下から長期間の水漏れならフローリングまでいくのは当たり前だよな、と納得。
洗面ボールの排水栓の亀裂を応急処置してもらったけど、肝心なパイプの在庫はないらしい。
14年使えば経年劣化でダメといわれても仕方ないか。
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○ユニットバスのドア前高床の一部を切り取る(W97XH58XD20開口)
高床を開口して真っ先に見えたのが黒いゴムの防水シートだった。
四方を水止めコーキングがなされていないので、全面リフォームの際に、防水よりも防音を目的に
敷かれた可能性が高い。水は高床の基礎部分の木材と防水シートの隙間から入り防水シートの
下を通りフローリングへと流れていった。
防水シートをカッターで切ると当時の赤いCFが現れ、床全体がびしょびしょに濡れている。
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○防水シートとCFのあいだを水が流れたことを目視確認
結論を言えばこの防水シートのお陰で"水の流れの特定"に時間がかかった。
手を突っ込んで触ったのが防水シートだから、パイプ付近の濡れは確認できても水の流れまでは
確認できないわけだ。防水シートの上を流れずに、防水シートの下を流れるとは...。
原因調査には推理力・洞察力のほかに想像力と年季(経験則)もいる。
職人さんの苦労もよく分かりました。
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フローリングの茶シミが最初に出た部分がユニットバスの真横にあたるので、自分的にはユニットバスが
一番怪しいと内心ドキドキしていた。念のため業者の方が腹ばいになって床下を覗いてくれた。
ユニットバスの床下に水漏れの痕跡なし、バスタブ下の配管部分OK、ユニットバスはまったく問題なし。
高床を切っても余る安心を頂きました。
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ところで、洗面化粧台は「建物」or「家財」のどっちなんだろ?
住宅金融公庫の火災保険で「建物」が補償され、マンション保険で「家財」が補償される。
そのほかに高床の足部分と壁部分が水に濡れて変色、一部にカビが生えていた。クロスも変色してるし、
コンクリートにもカビらしきものがあるから、このままにしておくと一面カビだらけになりそ。
旧CFは全部はがしてコンクリートを乾かさないと、呼吸器が弱い私には辛い環境になるのは必至。
※日付入りの画像はCASIO EXILIMで日付なしのアップは NIKONで撮りました。
さてさて保険がどこまでおりるのか、ちょっと楽しみになってきた。
降って湧いた災難も、楽しみながら、勉強しながら、よよいと乗り越えなくちゃね。
ユニットバス裏側の画像
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