睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

横須賀三笠公園の海軍碑と正岡子規の文学碑

2018-07-20 09:48:35 | 東京散歩・神社仏閣・小さな旅




横須賀へ着いたのは12時少し前だった。

保土ヶ谷バイパスが混んでると県北から横須賀まで2時間はかかる。
首都高、羽田、湾岸、第三京浜、鎌倉、三浦半島...どこにいくにも
保土ヶ谷バイパス経由、北方面は圏央道から。
R16は基地を廻る環状線でもあると漠然と思った。

ひとまずノジマの屋上駐車場(無料)に車を停めた。
水分補給しながら今日の予定を決める作戦会議になった。
単独行なら糸の切れた凧で気楽なんだけど。

予約した「軍艦めぐり」の乗船時間は15時ジャスト。
乗船場所の汐入ターミナルを検索したらイオンのすぐ隣りで
駐車場はイオン併設の立体駐車場になっていた。

へーそうなんだ。
つい最近、イオンの屋上駐車場から「横須賀港の夜景」を撮った。
フェンスの網目にM6のレンズを突っ込んでね。
早々とノジマからイオン1Fの駐車場に移動した。

まずは乗船所に行き予約した切符を買う。(クレカ・電マネ・ID)
まだ14時便に間に合うといわれたが、事前検索で混んでいることを
知っていたからパス、空いている15時発の最終便に乗る。

空き時間は三笠公園の海軍碑と正岡子規の文学碑を見る予定だったが、
流れる汗と暑さに負けて目の前のスタバに逃げ込む。
2Fはテラス付きの広いカフェルームで横須賀港を一望できる景観の良さ、
日の丸を掲げた潜水艦をガラス越しに眺めながらカフェをする。
暑さを忘れるほど気持ちがいい。

エナジー充電完了、スタバの隣にある三笠公園に向かった。
旭日旗を冠した海軍碑の前で「海ゆかば」をくちずさむ。
南方帰りの父親が酔うとかならず唄う歌は、
言葉にできない大きな荷物を抱えて旅立ったオヤジの置き土産。

感慨にふける散策と
アセに紛れて落としたナミダ
ぼくの想いに誰も気づけない
たとえ生涯の伴侶といえども





 


正岡子規の文学碑

句集「寒山落木」に収録

横須賀や 只帆檣(ほばしら)の 冬木立

 

夏に旅した子規が横須賀港に連なる帆檣から冬木立を見る。
氏の提唱から句界に大きな影響を及ぼした写生力の片鱗ともいえる。


15時10分前に桟橋に行った。
ちょうど14時発の船が戻ってきたところ、
行く人と帰る人が一瞬のあいだ交差する
ターミナルとはそういうところなんだね。











RX100M6:横須賀港軍艦めぐりの船
RX100M6:横須賀港軍艦めぐり 写真集①
RX100M6:横須賀港軍艦めぐり 写真集②
RX100M6:横須賀港軍艦めぐり 写真集③クレーン
RX100M6:横須賀港軍艦めぐり 写真集④ランダムLAST
RX100M6:横須賀港の夜景①
RX100M6:横須賀港の夜景②クレーン・鉄塔
横須賀三笠公園の海軍碑と正岡子規の文学碑



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