睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

余計なお世話をしたのかもしれない・冬の必需品・YouTube京都祇園「八朔」

2019-12-19 18:00:00 | ひびつれづれ
 
 
 
セブンのカフェオレが飲みたくなったのと、
雨上がりで風は強いし寒いけど通販で買った
ハーフコートを着てみたかった。

暖かくて風を通さないと書いてある。
濃いモスグリーンにマスタード色を混ぜたような
ぼくが好きな渋い色なのだ。

どこのコンビニに行くにも歩いていく。
道路に面しているが駐車場はなくて、
チャリか徒歩しか選択肢はない。

カフェオレを持った帰り道、
せまい道路の端に婆さんがうずくまっていた。
50m先から見えていて、ぼくは迷っていた。

声をかけようか、
そのままシカトで通り過ぎようか。
いつかの場面がスライド記憶で甦ってきた。

あの時は車だったのにぼくは無視して通り過ぎた。
用事を済ませた帰りに通ったらすでにいなかった、
安堵はしたけれど、気分は晴れなかった。

声をかけた。
家はすぐそこ、歩くのが苦しくて休んでいる、
婆さんはか細い声でとぎれとぎれに話してくれた。

しわくちゃの細い手が寒さで震えている。
婆さんを支えながら家まで送って行った。
ぼくもぜえぜえはあはあしながら踏ん張ったよ。
まさに老々介護ってやつを地ていったようなもの。

古い小さなしもたやの引き戸をごめんくださいと
声を掛けながら開けた。
上りかまちに婆さんを座らせ「こんにちは」と、
同時に娘さんか、嫁さんと思われる人が出てきた。

見るなり婆さんを叱りつけた。
ぼくの姿などまるで眼中にないようだ。
呆気にとられるぼくに「いつもこうなんですよ」
それが言訳と愚痴のように聞こえてきた。

婆さんが寒空に家を出るのがなんとなく分かる。
休み休みしながら自力で家に帰れば、婆さんは
あんなに怒られずに済んだ・・・。

そう思うと、
ぼくは余計なお世話をしたのかもしれない。
冷たくなったカフェオレを飲みながら落ちこんだ。

でもいいや、
また同じ機会があったら声をかけるよ。
見て見ぬ振りして後悔するよりましだー。
(^O^)ワーイ
 
 
画像↓は冬の必需品。
冬はかかと・膝などあちこちかさかさになる。
ビリっとくる静電気は乾燥した手足のせい?
そう思ってせっせとぬっている。
 
おかげでいつもすべすべ~ (^_-)
でも、びりびりくる(*´Д`)
 
 
マーユ2種類とケラチナミン20%クリーム、
それとオロナイン軟膏は欠かせない。
 

夜のお散歩のつづきが遅れてしまった。
明日の朝にしよ、
今夜は何事もありませんように。

また明日。
 
 
 
たまには目の保養。
 
京都 祇園「八朔」2019 : Hassaku in Gion, Kyoto
 
 
 
 
 

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2 コメント

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後で思う (Little harbor)
2019-12-19 22:11:14
優しさに包まれて、おばあさんはとても嬉しかった事でしょう
何もされなかったら、後からきっと気になったと思います
あたたかな、素敵な事をされましたね


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安心 (睡蓮)
2019-12-19 22:28:53
婆さんは清濁を両方味わい、
ぼくは清濁併せて呑んだということで。

困っている婆さんを見ると放っておけなくて、
爺さんはいいかなと思ってしまうw
隠れマザコンかもしれないよ。

素敵な事と云ってくれて安心した。
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