仕事仲間がうちにやってきた。
仕事の打ち合わせで初めて会ってから長年メールの付き合いを
している彼とはウマが合う。
ことの始まりは仕事以外のメールにビオラのことを書いたから。
ビオラの夏越しをしたいから教えろウンヌンと書いたメールの
返事は「秋になれば選り取り見取りのビオラの苗が出るから、
夏越しする意味はない、コスパ的に徒労だし、おまえさんには
ムリだからあきらめろ」と書いてあった。
いくらガーデニングや花卉に強い彼だからって、
ビオラを見もしないでそれはないだろと返事はパス、
その気配を察したのか携帯に電話がかかってきた。
「明日の土曜日空いてる?」
「空いてるけど・・・なんで?」
「じゃ昼過ぎに行く、ビオラ見にいくよ」
うちは来客の設定なし、美味い珈琲はぼくが淹れる、
ふたりとも電話嫌いだから要件のみであっさりしたもの。
午後1時過ぎに編集のTさんの車に便乗して彼がやってきた。
予想通りの手ぶらでリュックに傘がささっている( ゚Д゚)
テレワークメンテで休日出勤のツレが居ないのはもっけの幸い、
部屋の片付けはしない、じゃまな万年床はたたんで隅に追いやる、
こんなぼくの部屋に招き入れ、部屋からベランダに出るとすぐに
「ここ雰囲気いいなぁ」と言ってくれた(^O^)ニンマリ
彼はビオラを見るなり「しょぼい」と言い、ぼくは頷いた。
すぐに咲きそうな蕾だけ残して開花している花は全部落とした。
84個あったビオラの花よ、さようなら。
仕事の打ち合わせで初めて会ってから長年メールの付き合いを
している彼とはウマが合う。
ことの始まりは仕事以外のメールにビオラのことを書いたから。
ビオラの夏越しをしたいから教えろウンヌンと書いたメールの
返事は「秋になれば選り取り見取りのビオラの苗が出るから、
夏越しする意味はない、コスパ的に徒労だし、おまえさんには
ムリだからあきらめろ」と書いてあった。
いくらガーデニングや花卉に強い彼だからって、
ビオラを見もしないでそれはないだろと返事はパス、
その気配を察したのか携帯に電話がかかってきた。
「明日の土曜日空いてる?」
「空いてるけど・・・なんで?」
「じゃ昼過ぎに行く、ビオラ見にいくよ」
うちは来客の設定なし、美味い珈琲はぼくが淹れる、
ふたりとも電話嫌いだから要件のみであっさりしたもの。
午後1時過ぎに編集のTさんの車に便乗して彼がやってきた。
予想通りの手ぶらでリュックに傘がささっている( ゚Д゚)
テレワークメンテで休日出勤のツレが居ないのはもっけの幸い、
部屋の片付けはしない、じゃまな万年床はたたんで隅に追いやる、
こんなぼくの部屋に招き入れ、部屋からベランダに出るとすぐに
「ここ雰囲気いいなぁ」と言ってくれた(^O^)ニンマリ
彼はビオラを見るなり「しょぼい」と言い、ぼくは頷いた。
すぐに咲きそうな蕾だけ残して開花している花は全部落とした。
84個あったビオラの花よ、さようなら。
彼は林立した茎が絡まってよく見えない土の表面を見ていた。
土が大きく凸凹しているのはチューリップの球根のせいらしい。
ビオラの茎の下が茶色く変色して弾力がない茎は容赦なく引き抜いた。
わが家に草花用の土や肥料や道具がないと呆れる彼に、
なんたって花鉢を買うことじたい10年ぶりなんだからと
斜視的な自慢をする、彼は仕方がないと納得したようだ。
ベランダの隅に置いてある20L灯油タンク2本を厚木に移せば
風通しがよく雨に当たらない日陰がキープできる。
ここにビオラ大小2つとシクラメンの計3鉢を置くことにした。
ビオラの蕾が開花し終わったら再度ばっさり剪定して、
7月~9月まで夏越に入る。
初めてのことだから失敗OKのおおらかさでやってみようと。
彼は自宅に立派な書斎と書庫を持つ文筆家なのに、
ぼくのせまい部屋を興味深そうにじろじろ見ていた。
おもちゃ箱にホコリはつきもの、PC上のブタの貯金箱に
目を付けると俺も買うかなとつぶやいた。
ゴミ箱みたいなダンボールに無造作に突っ込んであるカメラや
レンズを見て、しかめっ面で手に取りホコリを払っていたけど、
いいのさ、これがぼくのスタイル。
双眼鏡を手に持ちルーフバルコニーからさんざん覗いたあとで
「おまえが捕まったら一報くれ」とのたまった。
たぶんネタにされるから「死んでも教えん」と返しておいた。
7月初めに剪定バサミを持ってもう一度くるそうだ。
マジでビオラが目的なんだか分からんが、そのときは、
部屋を片付けてカメラを整理整頓して迎えようと思う。
ビオラジャングルを平原にするんだって、
ちょっと楽しみでもある。
雨の品川
おやすみなさい
動画【自然音】朝に拝聴して~爽やかな気分になれました
毎度同じ家事ですが、同じ日はありません
いい言葉ですね。
ぼくは陽が昇り陽が沈む瞬間をカメラに映すとき、
いつもそう思う。
1年365日たゆまず動く天然に同じ日はないと。