大雨が降ると忙しい。
浮き草やマツバを育成している鉢がオーバーフローするたびに
水をかいだして七分目まで減らす。
ヤッケの上に雨合羽着てパンツまで濡れない重装備で
ルーフバルコニーに出る、
100均クロックスもどきは履いてもムダだから素足で出る。
体感風速10m~15mの風が吹きっさらし。
3方に壁がない9Fだから当たり前なんだけど、
山の稜線で突風に遭うよりまだマシとせっせと水をかいだす。
親メダカの睡蓮鉢にかぶせたカーデンチェァ2個、ジャストサイズ。
水草育成用の睡蓮鉢は一回り小さい。テーブルの下に稚魚用の洗いおけ。
熱いモカを淹れた。
ミルクを入れる前に一服しよ、
短パン半袖のまま屋根のあるベランダに出た。
こういうときのタバコは美味いと悦にいってたら
突然突風(南風)が大粒の雨を伴って襲ってきた。
逃げる間もないっていうのはこういうとき。
パンツまでびしょ濡れだ。
なんでだよ(# ゚Д゚)!!!
なんでこのタイミング(*´Д`)
いそいでガラスドアを開けたらざーっと雨が吹き込んで
密閉度が高いってのはすごいなと思った。
濡れた布団をタオルで拭いて、
おれの寝床だからまっいいか。
部屋の中にいると風の音も雨の音も聞こえない。
たまに遠くでカランとかコロコロと聞こえるぐらい。
快適な生活の裏にあるものを見た感じがした。
風呂につかって思い起こせば、
風に背を向けたおれがわるい、
おかげでバケツの水をかぶるような一瞬だった。
横向きになればパンツの安全は保たれたと、
しっかり反省した。
雨があがってやれやれと思ったらまた降ってくる、
その繰り返しで夜になった。
ガーデンチェアを何回拭いたことか、
それは快適な喫煙エリアを確保したい一心で。
88歳で没したオヤジはヘビースモーカーだったが、
COPDにもならず、胃がんをなだめながら、
白血病を飼いならしつつ、最後は穏やかに逝った。
ああこんな末期があるのなら、
おれもオヤジにあやかりたいとマジで思ってる。
午後3時ごろ西の空に青空が見えてきた。
厚木に大雨洪水警報が出ている。
あっちは古いマンションだけど、万全な自治管理と随時補修、
定期的大規模修繕に加え地震対策は震度7までOK。
築38年のマンションを自治管理で健全運営しているとこは
少ないらしく、他のマンションの管理組合が見学にくる。
何でも新しけりゃいいってもんじゃない。
修理しながら大事に持つ(住む)ことを心掛けて、
老後はあっちのマンションで穏やかに暮らしたい。
そのためにも品川での暮らしは参考になる。
よいところは取り入れ、必要以上のサービスは排除する、
それで身の丈に合ったちょうどいい暮らしになると思う。
上も下も見て、
今がちょうどいいが身のほどで、
小さな幸せを見つける秘訣かも。
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