ヒンドゥ教と仏教の渾然としたインド全土から、何万という人々がガンジス河畔の
ベナレスに集う。まだ明けやらぬ薄明の中、悠久のガンジス河に沐浴し、敬虔な
祈りを捧げる人々。ガンジス左岸に昇る煙りは死者を荼毘にふした業火のなごり、
ガンジスの茶色の流れは清濁あわせのみ、過去、現在、彼岸にと、流れゆく。
岩手県遠野は信仰と民族と馬のふるさと
日本の民俗学の父とよばれる柳田国男が書いた「遠野物語」は、遠野出身
の民俗学者「佐々木喜善」が集めた民間伝承を1冊の本にまとめたものだ。
その圧倒的に濃い民間伝承は日本の民族学の画期的な出発点になっている。
冬の夕暮れ、遠野の町にたたずみ、美しさに呆然として空を仰ぎ見る。
遠野盆地を漆黒の闇が包んだころ、盆地を抱く山々の向こうは真昼のように
明るくて、遠野の町は乳白色の金冠に囲まれている。
この美しく妖しげな闇の中で、日本民族の信仰は馬とともに育まれた。
南部地方特有の曲り家は馬と人が同じ空間に寝食をともにする。
オシラサマの悲しい物語も馬が主人公だった。
衆生無辺請願度 (しゅじょうむへんせいがんど)
衆生の数は無限であろうとも、必ず一切を救おうと請願する
煩悩無尽請願断 (ぼんのうむじんせいがんだん)
煩悩の数は無数であろうとも、必ずすべてを断ち切ろうと請願する
法門無量請願学 (ほうもんむりょうせいがんがく)
仏の教えは無尽であろうとも、必ず学びつくそうと請願する
仏道無上請願成 (ぶつどうむじょうせいがんじょう)
仏の道は無常であろうとも、必ず成就しようと請願する
ブルーノートが流れる地下
小さな宇宙が解放される
目をつむればここは銀河
星屑の墓場、天の川
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