睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

雨上がりに満水の津久井湖へ (2018/11/4)

2018-11-04 15:25:31 | 東京散歩・神社仏閣・小さな旅



津久井湖が超満水と聞いて山の家に行った帰りに立ち寄った。
先日の超満水から見ると水位は満水に戻っていた。
赤い橋を渡るとすぐ左にある駐車場は白いBMWが1台だけ、
釣り人らしくタモ網を持って橋の小道から湖に降りて行った。

赤い橋に併設の歩行者専用の橋からM6で撮影、
津久井湖はバス釣りのメッカらしい。

小舟に乗った釣り人



竣工当時の橋は目に鮮やかな真っ赤だった。
あれから半世紀が経ち1度は塗り替えたと思うが、
今はまた褪せてくすんでみすぼらしい朱色になっている。

歩行者専用道路はいつできたんだろう。
赤い橋ができた当時のぼくが小学生の頃はなかったはず。



この画像の右奥の白い取水塔がある左側あたりが
津久井湖の最深部で相模川の鐘ヶ淵と言われたところ。
そこに私の生家と幼少期の思い出が沈んでいる。



南関東にも紅葉が降りて来た。
うっすらと色づく木々を見ると秋の深まりを感じる。

今まではなぜか津久井湖を敬遠してきた。
この湖があの美しくも穏やかな村の暮らしを奪ったなんて...
いまだに子供の頃の悔しい思いが染みついているらしい。

このままじゃいけない、
自分が生まれ育った村が歴史の中に閉ざされていく、
そんな危機感も少しは持っている。
鮮明な想い出だけでも残したい...とか。








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