全国から60人が出席
北海道から沖縄まで資源を守る沿岸漁民の全国組織として「全国沿岸漁民連絡協議会」(準備会)の結成総会が18日午後から築地市場厚生会館で開かれ、約60人が出席して漁業者の要求を取りまとめ、あらゆる政党や水産庁、全漁連に働きかける方針を決めた。
この協議会は、カツオ・マグロ漁業での来遊量減少と資源管理をめぐる問題など様々な課題に直面している沿岸漁業を守るため、全国組織を結成したもの。沿岸漁業・家族漁業の関係団体および個人を正会員とし、政治活動を制約しないことや全員一致の議決を原則とする。インターネットで会員への連絡網、ニュース配信のほか、一般市民にも活動を広報する。会員数は現状1,500人程度が見込まれ、さらに増やしていく。
選出された役員(代表世話人ら)